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てんさい糖は赤ちゃんにいつから与えて良い?ボツリヌス菌の危険性は?

砂糖と一言に言ってもいろんな種類がありますが、てんさい糖もその一つ。でもてんさい糖って赤ちゃんにあまり良くないなどおの噂を耳にしてから、私はちょっと不安になってしまったんですね。ボツリヌス菌の恐れがあるだとか?そんなことを聞いてしまったら、とても赤ちゃんには不安で与えるのを渋ってしまいます。

そこでここでは、てんさい糖は赤ちゃんにいつから与えて大丈夫なのか?ボツリヌス菌の心配はないのか?など詳しく解説しています。

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てんさい糖は赤ちゃんにはいつから与えても良いのか?

そもそもてんさい糖に限らず、砂糖は早くから上げるのは良くないといわれています。てんさい糖が危険かどうかはともかく、生後9ヶ月~11ヶ月くらいまでは、てんさい糖を含め甘味料の類は使わないほうが無難です。

生後9ヶ月~11ヶ月くらいとは、離乳食後期になりますが、この辺から極少量の調味料での味付けを始める程度なのです。

てんさい糖に限らず赤ちゃんの時期に強い甘みを覚える時の注意

ではてんさい糖はどうしてNGと言われているのでしょうか。それは、てんさい糖に限らず砂糖の甘味に由来しています。甘いものは赤ちゃんにとってももちろん美味しいものなのですが、赤ちゃんの時期に砂糖の甘味を覚えてしまうと、その後、甘みの強いものばかり求めてしまうようになる恐れがあるのです。そうすると、薄味の離乳食を受け付けなくなる恐れが出てきてしまいます。そのため、赤ちゃんの時期に強い甘みを与えすぎるのは健康のためにいいことではありません。

てんさい糖を赤ちゃんに与える量の目安は?

てんさい糖を使用する際には、ごく少量にとどめましょう。ごく少量の目安は、一回の離乳食につき3グラム(小さじ1/4程度)まで。食材の持つ自然なうまみや甘みを生かした調理を心がけましょう。

てんさい糖とボツリヌス菌は?

ネットには様々な情報があふれており、「てんさい糖にもボツリヌス菌がいる可能性があると聞いた」という方もいらっしゃることでしょう。ですが、結論から述べると、てんさい糖にボツリヌス菌は含まれていません。また、厚生労働省食品衛生課では、乳児ボツリヌス症において、てんさい糖の規制は設けられていないことも補足させていただきます。

ボツリヌス菌の危険性など詳細については、記事の後半で説明していきます。

てんさい糖が赤ちゃんに危険・害があるといわれる原因

では、どうしててんさい糖が赤ちゃんにとって危険や害があると言われているのでしょうか?それは、農薬が使われることが多いこと、そして遺伝子組み換えの場合があることが挙げられます。
実際に、てんさい糖の原料となるてん菜の栽培の際に、外注予防のために農薬が使用されている場合も多くあるようです。

また、遺伝子組み換えに関しては、アレルギーが出る、身体に不自然な腫れ物ができる、身体に皮膚がんのような模様が出るなど様々な声があります。実際は科学的に実証されているわけではないようですが、いずれにせよ、赤ちゃんに積極的に摂取させるのはさけたいところ。てん菜の遺伝子組み換えの商用栽培は日本では認められていませんので、手に取る際には国産のものを選びましょう。

ボツリヌス菌とは

さて、てんさい糖に含まれているとのうわさのあったボツリヌス菌ですが、その恐ろしさを知っておきましょう。

ボツリヌス菌とは、土壌や海、川、家の中のほこりなど自然界のいたるところにある菌のことです。1歳未満の赤ちゃんの腸内環境はまだ十分に整っておらず、ボツリヌス菌が腸内で定着・増殖しやすいとされています。1歳未満の赤ちゃんにとってボツリヌス菌はとても危険なもので、ボツリヌス症によって死に至ることもあります。

ボツリヌス症

 ボツリヌス症とはボツリヌス菌が生み出す毒素によって神経麻痺性の中毒症状がおこる疾患のこと。1歳未満の乳児にみられるボツリヌス症のことを乳児ボツリヌス症といいます。

乳児ボツリヌス症の症状

 乳児ボツリヌス症の最初の症状として、5日以上続きます。徐々に全身の筋力が低下する脱力状態になり、哺乳力の低下、よだれの増加、首の座りが悪くなるなどの麻痺症状がでます。ひどい場合には呼吸不全に陥り、死に至ります。

ボツリヌス菌の殺傷力

ボツリヌス菌は低酸素状態に置かれると発芽、増殖が起こり、毒素を出します。この毒素は、現在知られている自然界の毒素の中では最強の毒力があるともいわれ、ボツリヌス症を発症すると、大人でも死に至ることもあります。

過去にボツリヌス菌が発生した食材

日本で過去に乳児ボツリヌス症の原因となるボツリヌス症が認められた食材は、ハチミツとコーンシロップの二種類です。大人の発症事例では、缶詰、瓶詰、真空パック食材などがあります。

実際、てんさい糖にこんなに危険なボツリヌス菌が混入していたりしたら、そもそもの話、赤ちゃんでなくても食べちゃダメですよね。食品として流通していたら大問題です。

ボツリヌス菌以外の食中毒を起こす危険のある食材

はちみつや黒糖などのボツリヌス菌以外にも食中毒を起こす危険のある食材には注意が必要です。

生もの

生ものはアレルギーだけでなく食中毒の可能性があります。特に刺身は、寄生虫や食中毒に代表される様々な危険が凝縮されている食材なので注意が必要です。赤ちゃんが離乳食を卒業し、十分に成長した3歳ごろから与えるようにしましょう。

そもそもてんさい糖ってなに?

「ごく少量の国産てんさい糖なら赤ちゃんにもあげていいのはわかったけど、てんさい糖ってなに?」

と思っている方もいるかもしれません。てんさい糖の原料は北海道で栽培されているてん菜です。シュガービートとも呼ばれ、ボルシチなどに使われる赤い「ビーツ」の仲間です。また、見た目が大根に似ていることから砂糖大根(サトウダイコン)とも呼ばれます。上白糖やグラニュー糖などとは違った茶色い見た目と優しい甘さ、まろやかな味わいが特徴です。また、前項で述べたように様々なメリットがあり、様々なミネラルを含みます。

てんさい糖のメリットと効果

てんさい糖の特徴の一つである茶色い見た目は、原料の蜜による天然の色で、自然のミネラルを含みます。また、天然のオリゴ糖が含まれていることから、ビフィズス菌を増やして、便秘解消や免疫力の向上、そしてアトピー性皮膚炎改善などといった効果が期待できるとも。その他にも、上白糖と比べると血糖値の上昇が緩やかだったり、体を温める効果があるとも言われていたりと様々なメリットがあります。

ケストース
てんさい糖と上白糖成分比較表
栄養成分
100gあたり
てんさい糖 上白糖
エネルギー 382kcal 384kcal
タンパク質 0.5g 0
脂質 0 0
炭水化物 97.5g 99.2g
ナトリウム 32~78mg 1mg
カルシウム 0~2mg 1mg
カリウム 6~55mg 2mg
マグネシウム 0~0.2mg 0
リン 0~6mg 0
0~0.2mg 0
亜鉛 0~0.1mg 0
0 0
マンガン 0 0
セレンヨウ素クロム 0 0
モリブデン 0 0
オリゴ糖
ラフィノース
5g 0

他赤ちゃんに与えて良い砂糖、甘味料

てんさい糖ばかりが砂糖ではありません。一言で「砂糖」といっても沢山の種類があり、どれが赤ちゃんに使える砂糖で、どれは避けなければいけないのか、わからないという方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、赤ちゃんに与えても良く、かつ栄養価の高い砂糖、甘味料は「てんさい糖」「きび砂糖」そして「オリゴ糖」です。それぞれの砂糖の特徴は次項で詳しく説明していきますが、ここでは順を追って見ていきましょう。

きび砂糖とは?

てんさい糖以外にきび砂糖も広く使われており、健康にいいと言われる砂糖の一つ。上白糖と同じくサトウキビを原料とした砂糖ですが、精製途中の砂糖液をそのまま煮詰めて作るので、不純物やミネラルを全て取り除く上白糖と違って、色が茶色く栄養価の高い砂糖です。てんさい糖よりもさらに多くのミネラル分を含んでいることから、「体に良い」というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。きび砂糖に含まれるカロリーは396 kcal/100g(てんさい糖382kcal/100g、上白糖384kcal/100g)と他の砂糖と比べてみると少し高めですが、大差はありません。

きび砂糖のメリット

きび砂糖を使うメリットはミネラルを豊富に含んでいる以外にもたくさんあります。普段は癖のない上白糖を使っているという方も多いとかと思いますが、きび砂糖も癖が少ないので上白糖に代用しやすく、使いやすいというのが大きなメリットです。癖は少ないのですが、サトウキビ本来の持つ自然の風味を持つきび砂糖にはコクがあり、料理に使うと味に深みがでます。粒子が細かくだまになりにくいこともメリットの一つです。粉物をつくるときにもさっと馴染んでくれるので、お菓子作りにも適しています。また、料理によっては照りがよく出るのも、食欲が進むうれしいメリットです。見た目の茶色から想像できるように煮詰めるとさらに色が濃くなるため、照り焼きなどの照り感を強めてくれます。

きび砂糖を赤ちゃんに食べさせてはダメ?注意点

赤ちゃんにきび砂糖を食べさせないほうが良いとされる理由は、ボツリヌス菌が関係しています。結論から述べると、てんさい糖と同じく、きび砂糖による乳児ボツリヌス相は確認されておらず、厚生労働省食品衛生課ではきび砂糖の規制は設けられていません。
ボツリヌス菌の詳細については、記事の後半で説明していきます。
きび砂糖も赤ちゃんにあげ始めても良い時期や量はてんさい糖と同じです。生後9~11か月の離乳食後期頃から、一日3グラムのごく少量を上限に、離乳食の風味付け程度に使用することができます。また、きび砂糖もてんさい糖と同じく砂糖なので、あげすぎには注意しましょう。

三温糖は?

三温糖になじみのある方も多いのではないでしょうか?その茶色い見た目から、三温糖もてんさい糖やきび砂糖と同じくミネラルを含む砂糖だと思われるかもしれません。しかしながら、三温糖は上白糖やグラニュー糖の精製と同じで不純物やミネラルを全て取り除いた砂糖なので、ほかの茶色い見た目の砂糖とは違って栄養価は期待できません。一方で、結晶化の工程でボツリヌス菌は完全に排除されているため、その点では安心です。使用する際には、やはり他の砂糖と同じで、ごく少量のみにとどめましょう。

オリゴ糖とは

てんさい糖のメリットとして「オリゴ糖」が含まれていることを挙げましたが、顆粒タイプのオリゴ糖やオリゴ糖シロップが売っているのを見たことがある方が多いのではないでしょうか。オリゴ糖は母乳や大豆、さつまいもなど自然界の様々なものに含まれています。種類も様々で、市販のオリゴ糖には玉ねぎなどに含まれるショ糖を原料にするもの、大豆を原料とするもの、てんさい糖と同じてん菜を原料とするもの、母乳や牛乳に含まれている乳糖を原料とするものなど多岐に及びます。

原料は様々ですが、「腸内環境を整えて、免疫力をアップさせてくれる」という効果は共通です。その効果は広く認められており、特定保健食品にも使われています。また、ビフィズス菌と腸に対する効果が注目されているオリゴ糖ですが、虫歯を作りにくい甘味料としても効果が期待できる甘味料です。(市販のオリゴ糖シロップはオリゴ糖以外の糖類で甘さを強めている場合があるので要注意。)

また、オリゴ糖はもともと母乳に含まれている成分のため、赤ちゃんや妊婦さんも安心して食べることができ、赤ちゃん向けの商品も売られています。赤ちゃんの便秘対策に使われる方もいるようです。ただし、オリゴ糖も糖類であることには変わりありませんので、摂取量には注意しましょう。

新生児の便秘解消と砂糖水

赤ちゃんが便秘になってしまったときの解決法として、砂糖水(オリゴ糖)を飲ませるという方法を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。糖分には弁を柔らかくするという働きがあるため、便秘効果が期待できるというものです。オリゴ糖には腸内の善玉菌を増やす作用があるため、腸の活動を活発にしてくれて、便秘改善が期待できるという科学的根拠に基づくものです。しかしながら、この方法には注意が必要となります。

赤ちゃんには、てんさい糖やオリゴ糖は控えることをおすすめ

前項でも注意した通り、赤ちゃんの時期に甘いものをたくさん摂取するのはよくありません。砂糖水や甘く味付けした離乳食をあげると喜ぶかもしれませんが、甘味を覚えてしまうと、薄味の食事を嫌うようになる恐れがあります。また、砂糖に限らず、調味料を多く使った味の濃い食事は赤ちゃんの臓器の負担となるので注意が必要です。他にも、砂糖が赤ちゃんに良くない理由として、肥満や生活習慣病に繋がったり、虫虫歯のリスクが高くなったりと健康面での問題が挙げられます。上白糖や白砂糖などの加工されている砂糖は赤ちゃんにとって刺激が強く、乾燥肌や肌荒れを招いてしまう恐れもあるので、こちらも注意が必要です。更にイギリスの研究では、3歳までに脂肪や糖類の多い食生活を送ってしまうと幼児のIQに影響を及ぼす可能性があるという発表もあります。

赤ちゃんが砂糖を食べていい時期はいつから?(離乳食含む)

てんさい糖の箇所で前述していますが、一般的に生後9~11か月の離乳食後期頃から、離乳食の味付けとして調味料を使い始めても良いとされています。ですが、基本は食材の持つ天然の甘味やうまみを生かしながら軽い風味付けに使用する程度です。特に砂糖は本来離乳食に使う必要はなく、ごく少量の使用にとどめてください。砂糖の使用は1歳以降でも遅くはありません。

赤ちゃんにダメな糖

てんさい糖をはじめ赤ちゃんには時期さえ考慮すれば与えて良い砂糖について解説してきましたが、赤ちゃんにダメな糖についても触れておきます。

>はちみつ、黒砂糖
赤ちゃんにあげてはいけない糖はちみつと黒砂糖です。大人が摂取する場合には他の砂糖と比べて栄養価が高く良いとされているこれらの糖ですが、いずれもボツリヌス菌が含まれているリスクがあるため、1歳未満の乳児に使用するのはNGです。砂糖の製造方法はいくつかありますが、黒砂糖のように精製の低い砂糖はボツリヌス菌が排除しきれていない可能性があります。一方で、原材料名に「原料糖」「加工黒糖」と表示されているものはボツリヌス菌を排除する工程を経ているので、ボツリヌス菌は含まれていないと考えて大丈夫です。

ブラウンシュガー

ブラウンシュガーも黒糖と同様に、精製が低く、ボツリヌス菌が排除しきれていない可能性があります。選ぶ際には「原料糖」の表示があるものを手に取るように注意しましょう。

上白糖

上白糖は生成されているため、ボツリヌス菌は排除されています。しかしながら、上白糖などの加工されている砂糖は赤ちゃんにとって刺激が強く、乾燥肌や肌荒れを招いてしまう恐れもあるので、こちらも注意が必要です。

砂糖の代わりになるもの

てんさい糖など赤ちゃんには強すぎる甘味ですが、甘さが欲しい時は砂糖ではなくほかの食材で代用できると理想的です。バナナやリンゴなどの果物、レーズンやプルーンなどのドライフルーツ、サツマイモやカボチャなどの甘味のある野菜が砂糖の甘味の代わりとしておすすめです。

おやつや食べ物に砂糖が入っていたり、降りかかっている物を選んでもいいの?

砂糖を絶対に与えてはいけないということではありません。大人も砂糖の摂りすぎは注意が必要なのと同じです。過剰に気にし過ぎてしまうと食べる物が限られてしまい、お母さんもストレスになってしまいます。できるだけ、「砂糖不使用」「甘さ控えめ」「ベビー用」「何歳児から」などの記載がある、赤ちゃん向けの物を選ぶとよいでしょう。

糖以外赤ちゃんに食べさせてはダメなもの

これまでは、てんさい糖をはじめ色んな糖類について解説してきましたが、てんさい糖などはあくまでも調味料。赤ちゃんの口に入ると言う意味では、他の食材と一緒なことが多いことでしょう。免疫機能が十分に備わっていない赤ちゃんは、刺激にとても敏感です。そこで糖以外にも避けるべき食材を紹介します。離乳食などに入れるものとしてこちらも参考にして下さい。

強いアレルギーを起こす危険のある食材

アレルギーを起こす可能性のある食材には注意が必要です。赤ちゃんはどんな食材にアレルギーを起こすかわかりません。

卵・乳製品・小麦・大豆

「卵・牛乳・小麦」は3大アレルゲンとよばれ、特に注意が必要です。赤ちゃんに与えるのは生後7~8カ月を過ぎてから、ごく少量から始めましょう。

そば、いか、たこ、えび、かに、ピーナッツ(落花生)など

離乳食気を卒業してからにしましょう。落花生はまずはペースト状にしたものからあたえて、粒のまま与えるのは3歳以降に。魚介類は取り入れる際にはよく加熱したものを一歳半以降に。そばアレルギーは、重篤な症状が出る危険性があるため、最初はそば湯を一口だけ飲ませてみてください。

あわび、いくらなど、アレルギー物質を含む食品表示を推奨する品目

離乳食気を完全に卒業してからにしましょう。

青魚

離乳食を完全に卒業してからにしましょう。

貝類

牡蠣等は熱処理をすれば1歳から。二枚貝には食中毒に特に注意が必要です。

生もの

離乳食を完全に卒業してからにしましょう。食中毒の可能性もあるので特に注意が必要です。

窒息を起こす可能性のある食材

咀嚼がまだちゃんとできない赤ちゃんは、誤飲して窒息事故をおこしてしまう可能性があります。離乳食では以下の食材は避け、赤ちゃんが食べやすい硬さや大きさのものを選んであげるようにしましょう。

小さくて丸い形状のもの

ナッツ類など、小さくて丸い形状のものは離乳食を完全に卒業してからにしましょう。

噛み切りづらいもの

イカやタコ、紺略などの弾力があり髪切りづらいものは離乳食を完全に卒業してからにしましょう。

こんにゃくゼリー・お餅

弾力があり、噛み切れず唾液と混ざらないため、誤嚥の可能性があります。離乳食を卒業してからにしましょう。

赤ちゃんの体に負担をかける食材

直接だめと言うものでもないけど、赤ちゃんの未発達な内臓にはちょっと負担がかかる食材です。

塩鮭などの塩魚、豚バラ肉やベーコン、オイル漬けツナ缶など

糖質、脂質、塩分が高い食品も赤ちゃんに与えるのは避けましょう。赤ちゃんの消化吸収の負担になるほか、味覚への影響も心配されます。離乳食卒業後も、このような味の濃い食材を過度に食べさせるのは健康上あまりいいとは言えません。

参考:厚生労働省食物アレルギー
厚生労働省の見解

離乳食の与え方について(糖以外)

最後に、離乳食の与え方についての注意点を紹介します。以下の方法を守り、急がず焦らず、赤ちゃんの様子に合わせてゆっくり食べさせてあげましょう。

食材は1種類ずつ

万が一赤ちゃんにアレルギー症状が出てしまったときに原因が特定しやすくなるよう、初めて与える食材は1回の食事で1種類のみにすることが望ましいです。1歳を過ぎた後も、初めての食材を与えるときには、できるだけ1色に1種類を少量から使用するようにしましょう。

赤ちゃんの食べ物はなるべく加熱

特に初めての食べ物を与えるときは、赤ちゃんの体調がいい時に、新鮮な食材をよく加熱して与えてあげましょう。

初めての食材はスプーン1杯から

まずは、ほんの少しからスタートさせていきましょう。もっとゆっくり始めたい方はスプーン1/2杯からでもOKです。慣れてきたら徐々に増やしていきましょう。

時間

初めての食材を与える場合は、アレルギーが出た場合のことを想定して小児科が開いている午前中に与えることが推奨
初めての食材を与える場合は余裕のある日が安心です。アレルギー症状の多くは食後1~2時間以内に現れます。何かあったときにはすぐに受診できるように、平日の午前中がいいでしょう。

常に食べている様子を見守る

初めて食べる食材は、一口あげて赤ちゃんの様子を見守りましょう。特に変わった様子がなければ、徐々に増やしていって反応を見ましょう。

てんさい糖は赤ちゃんにいつから与えて大丈夫?まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はてんさい糖の話を中心に、赤ちゃんに与えてはいけない食材のポイントを紹介しました。

  • てんさい糖は赤ちゃんにあげてもOK!ただし量には要注意!
  • てんさい糖を赤ちゃんにあげていい時期は生後9ヶ月~11ヶ月くらい離乳食後期
  • 同じ糖類でもはちみつや黒糖はボツリヌス菌の危険があるためNG
  • 砂糖以外にも離乳食に使用する食材にはダメなものも多くある

初めての子育ては疑問もたくさん、不安も沢山ですよね。なんとなく聞いたことがある情報も、何が正しくてどこまで信用していいのかわからないことも多いかと思います。NG食材の中には、大人にとっては身体に良さそうで、赤ちゃんにも与えてあげたくなる食べ物もあったのではないでしょうか。実際に子育てをされているお母さんお父さん以外にも、赤ちゃんと接する機会のあるおじいちゃんおばあちゃんにもぜひ知っていただきたい情報です。

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