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脱酸素剤を誤飲した犬にはどう対処したら?!とにかく落ち着いて確認!

脱酸素剤を誤飲した犬にはどう対処したら?!とにかく落ち着いて確認!
昔、飼っている犬に食べ物をあげたとき、気づかずに脱酸素剤と一緒に与えてしまったことがあります。

犬は知ってか知らずかそのまま一緒に脱酸素剤を食べてしまいました。犬の食事が終わった後に、脱酸素剤の残骸が見つかって、かなり焦りまましたよ。

このように脱酸素剤を誤飲した犬にはどう対処したら良いのか?やっぱり病院につれてったほうがいいのか?犬が心配なので大至急知りたい!と思いますが、まずは落ち着いて行動してください。

ここでは、脱酸素剤を誤飲した犬にはどう対処したらいいのかを、私がその時に調べたりした体験をもとに解説します。

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脱酸素剤を誤飲した犬は大丈夫なのか?

脱酸素剤を誤飲したのなら犬の心配は大概は要りません。なので、とにかく落ち着きましょう。

脱酸素剤誤飲は想定の範囲

そもそも食品などと一緒に入っている脱酸素剤は、「食べられません」と注意書きがヤバイ感じで書かれていますが、食品などと一緒に入っている以上、大概は脱酸素剤の誤飲の可能性があることを十分に想定されているのが普通です。

これは、人間の食べる食品だけでなく、犬など動物が食べる専用の食品でも同じです。

脱酸素剤の主成分

脱酸素剤の主成分は、ほとんどが鉄粉と塩です。鉄粉を酸化させることで周りの酸素を取り込み、脱酸素状態にするわけです。

鉄粉自体は毒性はほとんどないので、大量摂取しない限りは、大概は健康に致命的な害が起こることはありません。放っておけば大概の場合で自然に排出されます。

むしろ血液などは鉄分を必要とするくらいで、生きていくうえでも必須の成分です。食べ物と一緒に死んじゃうような危険な猛毒はさすがに同梱しないようにはしているので、ご安心ください。

犬を動物病院に連れて行かなくてもいいの?

脱酸素剤を誤飲したくらいでは犬を動物病院に連れて行ったとしても、多いケースとしては経過観察(しばらくの様子見)となることがほとんどのようです。

それでも心配なら、まずは電話で動物病院の医師に状況を説明して判断を仰いでみましょう。

胃腸薬などを飲ませた方がいいのでは?

犬などのペットが、脱酸素剤など食べ物でない物を誤飲した時、慌てて胃薬などを飲ませてしまう方も多くいるようですが、あまり意味がないのでやめておいた方が無難です。

人間と違い犬などの動物は、ある程度は自分の体調に対処する能力を持っています。どうもおかしい、食べたものがよくないと判断したら、自分の意志で吐き戻すことができます。

薬を飲ませることで、こういった犬自身の判断を誤らせる(吐き気を抑えてしまううなど)事にもつながりかねないので、むしろ素人判断で何か薬を飲ませるのはやめておきましょう。

何を誤飲したのかをしっかり再確認

ここまでは、犬が誤飲したものが脱酸素剤として解説してきましたが、万が一を想定して犬が何を誤飲したのか再確認しておくことをお勧めします。

何故かと言うと、脱酸素剤と乾燥材をいまいち混同していたり、違いが分かっていなかったりする人も多いからです。

脱酸素剤だと思っていたけど、実は乾燥剤だったなんてこともあるからです。焦っているときなどはなおさら誤認識はあるものですから、改めて犬が何を誤飲したのかを、正確に再確認しておきましょう。

犬の誤飲物が乾燥剤だった場合

犬の誤飲物を再確認して、もし乾燥剤だった場合、乾燥剤の種類によっては危険度の高い物もあり、対処方法も違ってきます。どの種類の乾燥剤なのかまでしっかり確認してください。

乾燥剤の主だった種類には以下のものがあります。

  • シリカゲル
  • 生石灰
  • 塩化カルシウム

乾燥剤の種類別誤飲時の各対処方法

誤飲した乾燥剤の種類がわかったら、いかの対処方法を行ってください。

シリカゲル

よくクッキーなどの焼き菓子等と一緒に袋に同梱されている、小袋に小さなガラス粒状の物質がたくさん入っているものがシリカゲルです。薬剤シートタイプのシリカゲルもあります。

シリカゲル主成分は二酸化ケイ素で、毒性としては成人経口致死量は10g/kg以上ですが、消化器官から吸収されないのでほぼそのまま排出されます。少量の摂取くらいならほぼ心配ないくらい無害です。食品と同梱された小袋一つくらいなら、誤飲しても問題ありません。

とは言え、少ないケースで場合によっては、口の中や食堂に付着することで炎症を起こしてしまうこともあります。

シリカゲル少量程度誤飲だった場合の対処方法は、少し水を飲ませるくらいで、経過観察しましょう。多めに水を飲ませてしまうと、水を吐いてしまうので注意。もし何袋も多めにシリカゲルを食べてしまったのなら、誤食したシリカゲルの袋を持って、動物病院へ行くことをお勧めします。

生石灰

生石灰の乾燥剤は、低コストで吸湿力が強い。のりや煎餅など乾物系によく使われています。紙や不織布の小袋に白い粒状のごつごつした物質が詰まっています。

生石灰乾燥材の主成分は酸化カルシウム。酸化カルシウムは強アルカリ性で腐食性が強く、さらに水分を吸収すると高熱を発する特徴があり、誤食したときは口の中や胃がや火傷、ただれ、ずきずきとうずくように痛み出血をともなう可能性があります。

また、酸化カルシウムが目に入ると、強烈な痛みとともに角膜炎を起こすこともあるので、扱いにも注意。

生石灰の乾燥剤はかなり危険度が高めだといえますね。

もし誤飲誤食したものが生石灰系の乾燥剤だった場合、誤飲した直後ならすぐに口の中をよく洗浄しましょう。そして胃などの粘膜を保護するために、コップ4分の一~1杯の牛乳を飲ませてください。飲ませすぎると吐いてしまうので、牛乳の量は犬の身体の大きさにあわせて調整してください。

飲み込んでしまったのなら無理に吐かせるのは返って危険です。吐かせることで、酸化カルシウムをさらに食道などにさらし、重ねて火傷や腐食させる可能性があるからです。

以上の応急処置の後速やかに動物病院へ連れて行ってください。

塩化カルシウム

塩化カルシウムの乾燥剤は、食品ではなく洋服ダンスや押入れに設置して使う物になるので、食品での誤飲なら塩化カルシウムの誤飲ではないと思いますが、一応掲載しておきます。

ドライ○ットなどのように下の容器に水が溜まる構造のもので、蓋のところに粒状の塩化カルシウムの薬剤が詰まっています。溜まった水は塩化カルシウムの水溶液なので、犬が誤飲しないように、確実に排水溝に水と一緒に流してください。

誤飲した時の症状は、生石灰の酸化カルシウムを誤飲した時と同じような症状に襲われますが、酸化カルシウムよりはまだ腐食性や発熱温度は劣ります。ただ危険なこといは変わりないので、同じように誤飲した直後ならすぐに口の中をよく洗浄しましょう。そして胃などの粘膜を保護するために、コップ4分の一~1杯の牛乳を飲ませてください。飲ませすぎると吐いてしまうので、牛乳の量は犬の身体の大きさにあわせて調整してください。

前述したように吐かせないようにして、動物病院へ連れて行ってください。

まとめ

脱酸素剤を誤飲した犬は、大概は何もしなくても心配はありません。

ただ脱酸素剤と乾燥剤を混同している場合もあるので、改めて犬が何を誤飲したのかを、冷静に再確認しておくことは大事です。

乾燥剤には、生石灰や塩化カルシウムと言った危険度の高いものもあります。

改めて確認したとき、誤飲した物が生石灰や塩化カルシウムだった場合、口の中を洗浄し、犬の体の大きさに合わせて、コップ4分の一(小型犬)~1杯(大型犬)の牛乳を飲ませ対処してから、速やかに獣医さんに見てもらいましょう。

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