雑穀米は体に悪い?玄米に毒は嘘か本当か?アトピーの危険性も?

健康に気を遣う時に、主に大事なのは毎日の食事内容と適度な運動です。特に食事は体を造る物なので、なるべく体に悪いものは避けたいものです。
そんな毎日の主食と言えばお米ですが、健康のために雑穀米を白米と一緒に炊いて食べている方が増えています。実際混ぜるだけならお手軽で、健康食として注目されている雑穀米何ですが、「雑穀米は体に悪い」「雑穀米を食べはじめてから体調が悪い」と言った声も聞きます。
一度「雑穀米は体に悪い」たんて聞いてしまったら、どうにも気になってしまいますよね?そこでここでは、実際に雑穀米は体に悪いのか?よく雑穀米が体に悪いと言われる要因について詳しく解説します。
雑穀米を食べている方は、ぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

雑穀米は体に悪いのか?

結論から言えば、雑穀米自体は体に悪いことはないです。むしろ健康食としては良いものです。しかし、雑穀米の内容によっては、体に悪いと言う意見もあながち無視できない案件になります。

特に気になるものが、

  • 玄米には毒がある?
  • 雑穀米は消化不良の元?
  • 雑穀米はアトピーなどアレルギーを引き起こす?
  • 雑穀米には農薬がべったり?

と言ったことが挙げられます。

玄米に毒があるはあながち嘘でもない?

色々な穀物が混ざっているから、まとめて雑穀米な訳ですが、大概の雑穀米に混ぜられているスタメン雑穀と言えば「玄米」。
健康のため、普段の白米を玄米に置き変えている方は多いですが、玄米には体に悪い毒があると言う情報もあります。

植物には、動物と同じようにホルモンがあります。この植物ホルモンは、成長を促進したり、休眠状態を取らせたりと植物をコントロールしています。
植物の種子は、成長に適した条件が整うと発芽します。しかしそうでなければ種子の状態を保つのですが、種子の状態を保つのには、発芽を抑制する植物ホルモン「アブシジン酸(ABA)」や「フィチン酸」等の働きがあるのです。
植物種子にあるこのアブシジン酸やフィチン酸が、人に有毒とのことで懸念されているのですが、雑穀米はまさに植物種子の集まりです。
もちろん種子の種類によってアブシジン酸やフィチン酸の含有量は異なりますが、玄米にある毒と言うのは、このアブシジン酸とフィチン酸のことを指しています。

アブシジン酸の作用

玄米の毒と言われるアブシジン酸を摂取したとき、どのような作用があるのか?

元東京大学医学部口腔外科教室講師の西原克成医博氏によると、アブシジン酸は細胞にある「ミトコンドリア」を傷つける毒で、ミトコンドリアの機能を低下させる作用があります。
ミトコンドリアは、生物の活動に必用なエネルギーを作り出す重要な細胞機関です。ミトコンドリアの機能が低下すると、エネルギーが不足して回復力が低下し疲れやすくなるだけでなく、脳の働きが悪くなり、やる気もなくなってきます。無いエネルギーは筋肉などから優先的に補填されることで筋肉量も低下し、エネルギーと筋肉が減ることで体温も保てなくなり平均体温も下がってきます。低体温になると冷え症になり免疫力が落ち、あらゆる病気にかかりやすくなり、さらに老化を促進します。

エネルギー不足はホルモンバランスをも狂わせ症状は感情にもあらわれます。いつもイライラしたり、ネガティブ思考が強くなったり、あらゆる物事に対し無関心になったしもします。

アブシジン酸は玄米だけではなく、種子である他の穀物や豆類にも含まれています。つまり玄米を含む雑穀米には体に悪い要因があるのは、あながち嘘や間違いでは無いのです。

スポンサーリンク

フィチン酸の作用

一方フィチン酸はアブシジン酸と違い毒の作用があるわけではありません。それどころかフィチン酸には「キレート作用」と言って、体内にある特定の有害な物質と結合し、一緒に排出してくれる、いわゆる強いデトックス効果があります。しかしその強いキレート作用のため、体内にある必要なビタミンやミネラルなども一緒に連れて排出してしまうことから、あまり良くないとされていますが最近の研究では、フィチン酸の摂取による原因での健康被害報告がないことから今は危険は特に無いと考えられています。

以前は少し危険視されていたフィチン酸ですが、もともと強い抗酸化作用を持っているので、活性酸素の抑制に期待があり、今はむしろ良い栄養成分として扱われています。

雑穀米は毒素の温床だから食べられないのか?

植物の種子に毒があるのだから、毒素の温床である雑穀米は食べられないものなのかと言えば、そうでもありません。雑穀米は普通に食品として売られていますからね。

アブシジン酸を無毒化する方法

玄米をはじめとし雑穀米のアブシジン酸を無毒化する方法です。無毒化の方法は主に2つ。

長時間水に浸けておく

雑穀米を長時間水に浸しておくことで、アブシジン酸を不活性化させ無毒化することができます。
アブシジン酸は発芽抑制因子なので、種子の発芽環境が整い発芽モードへ移行すると、アブシジン酸は不活性化するのですが、長時間水に浸しておくことで発芽モードになっているのかは、今一定かではありません。

どちらにしても、浸した水にアブシジン酸が溶け出すわけではないので、浸した水を捨てる必要はありません。雑穀米を水に浸す時間は、丸一日。最低でも半日以上は欲しいところ。

よく乾煎りする

雑穀米に熱を加えることでアブシジン酸を無毒化することもできます。が、けっこうな高温でかなりしっかりと火を通す必要があるのであまりいい選択肢とは言えませんね。

炊くときにも熱は通すわけですが、アブジシン酸は200度で焙煎しないと無毒化させることはできません。炊飯時の熱はお湯が沸騰する温度なので、せいぜい100度で全然足りません。家庭用のコンロで乾煎りするにしても、200度はちょっと難儀です。

雑穀米は消化不良に気をつけること

また雑穀米は消化不良を起こしやすいと言われます。毒ではなくても実際に消化不良は体に悪いことですから、気を付ける必要がありますね。実際に雑穀米を食べるようになってから、腹痛などお腹を壊すという人は割といます。

白米と違い玄米を含む雑穀米の類は殻付きの種子なので、普通に白米と同じようによく噛まずに食べていると、消化不良を起こしやすいのです。よく噛んで食べることで解決しましょう。

雑穀米はアトピーを引き起こすのか?

侮れないのが雑穀米によるアトピーやアレルギー。雑穀米がアトピーやアレルギーを起こすのかと言えば、起こす場合もあり、起こさない場合もアリです。こればっかりな個人の体質なので、雑穀米に限らずなんにでもアレルギーを起こす要因はあります。食べ物に限らないのもまた厄介ですね。もう食べてみて判断するしかありません。

雑穀米は農薬がべったり?

最近になってもちらほら聞くのが、雑穀米には農薬がべったりついているという話。確かに一昔前は農薬での社会問題はありましたね。しかし最近ではそこまで気にする必要はありません。現在農薬肥料など肥料は昔よりも厳しい基準が設けられていて、農薬による汚染や、保存料による健康被害の報告はありません。

まとめ

アトピーやアレルギーはしょうがないとしても、雑穀米には体に悪いアブシジン酸というミトコンドリア毒がありました。しかし、適切に処置をすれば毒を無効化できます。

また、雑穀米はしっかりと噛んで咀嚼しないと腹痛を起こしたりと、お腹を壊す場合もあるので気を付けたいところです。この辺のポイントさえクリアすれば、雑穀米はかなり優秀な健康食品で、ほぼデメリットはありません。アゴも鍛えられて引き締まりますしね!

せっかくの健康食品ですから、適切に摂取しましょう!

>トップページへ

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする