というのも、これから耳の軟骨にピアスを付けようと考えている、ピアス初心者の方が気になることと言えば、「ピアスをホールを開けるときの痛み」ですよね?「可愛いけど痛そうだから・・」「軟骨ピアスってどのくらい痛いの?」等ピアスを沢山つけている方ほど「痛くないの?」と飽きるくらい聞かれるそうです。
まあ、体に穴を開けるわけですから、基本的に痛くないわけがありません。特に「軟骨ピアス」は軟骨に穴を開けるわけですから、柔らかい肉を通すときと同じようにはいかないようです。軟骨とは言え、ゴリっと硬い手ごたえが・・・。人によっては気持ち悪い感触かもしれませんね。
※軟骨ピアスの痛い順には、軟骨ピアスを開けるときの環境と、個人差による違いがあリます。あくまでも参考程度に。
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軟骨ピアス痛い順の場所ランキングトップ9発表!
いきなり痛い場所1位から並べちゃいます!
- 1位:スナッグ/Snug
- 2位:ロック/Rock(ルーク、ルーカス)
- 3位:インナーコンク/Inner Conch
- 4位:ダイス/Daith
- 5位:アンチトラガス/Antitragus
- 6位:アウターコンク/Outer Conch
- 7位:フォワードヘリックス/Forward Helix
- 8位:トラガス/Tragus
- 9位:ヘリックス/Helix
各軟骨ピアスの位置はこんな感じ。
詳しくは以下で解説します。
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1位:スナッグ/Snug
軟骨ピアス痛い順第一位、つまり一番痛いのは「スナッグ」!
カムバに開けた軟骨スナッグのピアスをジフンさんのお誕生日に★に変えましたというどうでもいい報告🦦
あと今日久しぶりに好きなブランドの服を買ったらテンション上がったというこれまたどうでもいい報告🦦 pic.twitter.com/KlxEzc6tDN— 야코🐼🐶 (@hamada_desukedo) March 17, 2022
スナッグはピアスホールを開けるときが痛いだけでなく、スナッグのピアス位置は耳の上下真ん中あたりの外の淵から一つ目の軟骨の出っ張りで、その位置は非常にピアッシングしずらく、とにかく貫通うする軟骨が分厚い!自分でのピアッシングば絶対にやめた方がいいです!人によっても耳の形には違いがあるので、軟骨の出っ張りが足りないとより装着は厳しいでしょう。よく吟味しましょう。
しかも、ピアスホールが貫通した後もケアが大変で、とても腫れやすくなかなか安定するものではありません。ホールが安定するまでけっこうな痛みが続くことを覚悟する必要があります。また、髪の毛等が引っかかる時の激痛もまた、他の位置とは別次元!
スナッグは「奇跡のピアス」どまで吟われています。軟骨ピアス初心者には向かないので、ほかである程度ピアス慣れしてからの方が無難ですね。
しかしそれゆえに、スナッグ人口は少なく個性的なコーディネートを出すのにはうってつけ!耳を正面から見て、分厚い軟骨を貫通しているのが良くわかるので、とても目立ちます。
くれぐれも、ピアスのケアに慣れてから、覚悟して挑戦してください。
スナッグピアスの痛みについてみんなの声もあります。
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2位:ロック/Rock(ルーク、ルーカス)
軟骨ピアス痛い順第二位は、スナッグと僅差で「ロック」。ロックが一番痛かったと言う声も多かったです。ロックは「ルーク」「ルーカス」等と言ったりもします。
ピアス ロック開けました
絶賛痛いです pic.twitter.com/d7ftzXqVRA— 油? (@kaeruzirushi) October 18, 2019
ロックのピアス位置は、スナッグの上流になります。ロックとスナッグは割と近しい位置なのか、やっぱりかなり痛い!
貫通する軟骨もやっぱり厚いですし、ロックをあけた日は痛みで寝れないことを覚悟した方がいいです。これは決して脅しではありません。(もちろん個人差はありますが)
ピアッシングの難易度ならロックの方が若干上です。ですからロックもセルフで開けるのはお勧めできない部位ですね。やっぱり、ピアッシングしにくいところは、痛みも強い傾向にあります。
どちらも激痛無しでは装着出来ませんが、ロック装着後の髪の毛やイヤホン等の引っ掛かりにも要注意!!
ロックは軟骨ピアスでは、割と人気のある装着場所ですが、個人差で軟骨の出っ張りが少ない方は、より装着は難しいです。
ロックピアスの痛みについてみんなの声もあります。
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3位:インナーコンク/Inner Conch
軟骨ピアス痛い順第三位は「インナーコンク」です。単に「コンク」と言ったり、「インナーコンチ」「コンチ」等とも表記されます。
てか何日もマスクしてるせいか、マスクのゴム付近のインナーコンクが痛い。悲鳴を上げてる。早くマスクなし生活したい。インナーコンク痛い。(画像暇かよ) pic.twitter.com/TyUBetADlT
— あやさん (@kkkk_krkrpaaa) June 28, 2013
軟骨ピアスを付ける部位としては、軟骨の分厚さ堂々の一位です!やっぱり軟骨が厚い所は痛い!軟骨の厚いところだけで痛い順トップ3を独占ですね。
スナッグやロックもそうですが、厚い軟骨を貫通させるには、それなりの力を要します。インナーコンクのピアッシング難易度はスナッグやロック程ではないのですが、一番軟骨に厚みのあるインナーコンクは、中途半端にグリグリやっていても、痛いだけでいつまでも貫通出来ません。
しかも、穴開けに長引けば長引くほど、患部は腫れやすくなるので、穴の安定にも響きますから思いきっていきましょう!
とは言え難易度は高めなので、専門家に任せることをおすすめします。
また、生まれつきインナーコンクの軟骨が薄目の方なら、その分痛みも軽いと言いますが、逆に生まれつきインナーコンクの軟骨が厚目なら、その分痛みも大きいとか・・・スナッグよりも痛い場合もあるとも聞きます。
インナーコンクの痛みについてみんなの声もあります。
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4位:ダイス/Daith
軟骨ピアス痛い順四位は「ダイス」です。
@honoka7000 @honoka7000_2
ずっとダイス開けたくて3日前に開けてきてんけど痛すぎ😢
安定したらハートのピアス付けるの!!! pic.twitter.com/8FxGzGnmrE— まなみ💎 (@honoka_HNHN) March 13, 2022
ダイスは上位三ヶ所に比べれば、軟骨の厚みはまだ薄い方です。なので手早く適切にピアスホールを開けられれば、痛みとしては比較的に軽い方との意見が多かったです。
しかし、ピアッシング難易度は最上級!
なので自分でピアスホールを開けるときは相当慣れがないと、早く的確にダイスのポイントを捌くのは困難です。上手く軟骨を貫通出来ないと、かなり痛い思いをするだけでなく、手こずった分、患部が腫れ上がりやすくなり、痛みもしばらくは続くことになってしまいます。
なので軟骨ピアス痛い順四位というのは、自分で開けて手こずった方々の意見が多く押し上げていますね。出来れば、専門家か医者に開けてもらうことをオススメします。
ダイスの痛みについてみんなの声もあります。
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5位:アンチトラガス/Antitragus
軟骨ピアス痛い順五位は「アンチトラガス」です。
アンチトラガスの痛みは、単純に中くらいの痛みだからというわけではなく、「あまり痛くなかった」という意見もあれば、「一番痛かった!」という声もあり、とにかく痛さの意見が両極端になっているから、真ん中を取って第五位に収まりました。
痛みの感想が両極端になる要因としては、アンチトラガスは個人個人によって形状に差が大きく出やすい部位だからです。形状によっては難易度が高くなり、ピアッシングしにくくなり痛みも出やすくなります。また、軟骨の厚みにも個人差が出るので、軟骨が分厚い方はその分痛みを伴ってしまうわけです。スナッグやロック並みにいたいと言う人もいます。
逆に軟骨が薄い人、形状が比較的ピアッシングしやすいなら、痛みが軽く済む可能性が大です。自分の形状に不安を感じるのなら、専門家かピアッシングしてくれる医者に相談しましょう。やってもらった方が、痛みは軽く済む傾向もあります。
ちなみに、アンチトラガスのピアスポジションは、耳の穴に被さるように突き出した下側の軟骨です。(上側はトラガス)アンチトラガスにピアッシングしたら、イヤホンは諦めた方が無難でしょう。激痛はな脱がれないでしょうから。
アンチトラガスの痛みについてみんなの声もあります。
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6位:アウターコンク/Outer Conch
軟骨ピアス痛い順六位は「アウターコンク」です。
アウターコンクの痛さについても、けっこう幅のある意見を聞きますが、軟骨ピアスとしてはまだ軽い痛みで済むとの感想が多いようです。
アウターコンクは、アンチトラガスと同じで個人によってその形状や軟骨の厚さに、顕著に違いが出る耳の部位なので、痛みの感じかたにばらつきが出るのです。やっぱり軟骨が厚い人ほど、貫通しにくく痛みが大きくなります。穴開けに手こずると患部が腫れ上がるので、痛みが残ってしまいます。
とは言え、アウターコンクは軟骨ピアスの部位としては面積が広いので、比較的軟骨の薄い箇所を選択することも出来なくはありません。耳全体の中心に近いほど軟骨が厚くなるようです。
ただ、穴を開けるときの痛みとは別に、アウターコンク装着後の、髪の毛や服、イヤホン等の引っ掛かりで生じる痛みが、かなりの激痛とのこと。アウターコンクのピアスポジションは開けているので、比較的物が引っ掛かり易いようです。
むしろアウターコンクは、装着後の引っ掛かりによる痛みにに注意した方がいいようです。
アウターコンチと表記されたりもします。
アウターコンクの痛みについてみんなの声もあります。
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7位:フォワードヘリックス/Forward Helix
軟骨ピアス痛い順七位は「フォワードヘリックス」です。
ロックとフォワードヘリックスのオービタル🥰
絶対被らない自信ある🥰 pic.twitter.com/CLJtPUjI31— ろてち。 (@_hope_o0) March 9, 2022
フォワードヘリックスは、耳の付け根に近いヘリックスな訳ですが、ヘリックスは付け根に近いほど軟骨が厚いようです。軟骨が厚いのでそれなりに痛いとの声があります。特にフォワードヘリックスの場合は、ピアスホールが安定するまでがけっこう大変な痛みがあります。
フォワードヘリックスはそのポジションの特性として、日常生活でとても触れやすい部位になるからです。シャンプー、電話を耳で受けるときなど、安定しないうちはピアスに当たると激痛がします。刺激が続けば当然腫れあがる確率も高くなります。
また、フォワードヘリックスは口を動かく筋肉(こめかみとか)に近ので、顎を動かすとフォワードヘリックスの部位もつられて少し動きます。痛みがひどい場合は、笑ったり大きく口を開けるなど、アゴの筋肉を大きく動かすだけでも激痛が起こることもあります。一度は開通したもののフォワードヘリックスの痛みがあまりにひどく激痛に耐えかねて、安定を前に断念して塞いでしまった方もいるほどです。
フォワードヘリックスは、このようにピアスホールをあける時よりも、開けた後の方の痛みに覚悟がいるでしょう。
フォワードヘリックの痛みについてみんなの声もあります。
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8位:トラガス/Tragus
軟骨ピアス痛い順八位は「トラガス」です。
トラガス開けた! pic.twitter.com/wNSc0ho3Uj
— みなせ (@listen_mns) March 11, 2022
七位まで来ると、痛みは大分軽い方だと言って良いでしょう。トラガスは、痛い順上位の部位と比べれば軟骨が薄目なので、やはり痛みは軽くて済むようですね。
軟骨のない耳たぶ(イヤーロブ)にピアスホールを開けるときは、軽く弾かれた程度の痛みで済む方が多いのですが、トラガスはそんなイヤーロブと同じくらいの軽い痛さで済む方が多いです。
ただし油断はキンモツ!
トラガス自体は難しい部位ではないですが、自分でピアスホールを開けるとなると、難易度がそれなりに上がりますし、やっぱり軟骨もあるので、それなりに力も要ります。
狙いを外したり手こずったりで、適切な処置が出来ないと、患部が腫れ上がって強い痛みが出やすくなります。セルフでけっこうな痛みが出たり腫れたりしたら、素直に病院て診てもらいましょう。軟骨ピアス初心者なら、ピアススタジオや病院で処置してもらった方が良いと思います。
また、トラガスは耳の穴がかなり接近しているので、イヤホンはなるべくしない方が無難ですね。
バーティカルトラガス/Vertical Tragus
バーティカルトラガスについても補足的に触れておきます。
バーティカルトラガスは他の軟骨ピアスに比べて新しいピアッシングで、トラガスと同じ部位に二つ縦並びにピアスホールを開けます。同じ部位でも二つ開けるので、単純に痛みも二倍と考えて良いと思います。でも片方だけでもしくじれば、二倍どころの痛さでは済まないとは思いますが。
トラガス自体、セルフでの難易度は高くなるので、バーティカルで二ヶ所となるとさらに難しい!なるべくなら専門家にお願いしましょう。
また、トラガス、バーティカルトラガスともに耳の穴がかなり接近しているので、イヤホンはなるべくしない方が無難ですね。場所的に引っかかりやすさは一位です。相当痛いですよ。
トラガスの痛みについてみんなの声もあります。
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9位:ヘリックス/Helix
軟骨ピアス痛い順九位、つまり耳の軟骨ピアスで一番痛くないのは「ヘリックス」と言う結果に。
ヘリックスは軟骨ピアスの中でも最も人気のある部位ですが、セルフで開けるにも難易度は低めで、しかも痛みも軽くケースも多く気軽に開けやすいのも人気の大きな要因でしょう。
その痛みは、耳たぶ(イヤーロブ)と同じくらいか、むしろ耳たぶよりも痛くないとの声も多くあります。
とは言えイヤーロブと違い、ヘリックスには軟骨がある分硬いので、同じ感覚で開けると手こずったりで、無駄に痛い思いをすることになります。
ヘリックスを軽い痛みで開けるコツとしては、狙いを定めたらしっかり力を込め、一思いにサックリと一発で貫通させてしまうことです。
ヘリックスの痛みについてみんなの声もあります。
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アンテナへリックス/Antenna Helix
補足的に「アンテナへリックス」についても触れておきます。
通常のへリックスと違い、アンテナのように耳のヘリの軟骨の頂点付近に立てるピアッシングポジションをアンテナへリックスと言いますが、こちらはへリックスよりも若干痛みが強いようです。またその位置から髪の毛も絡みやすいので気をつけたいところです。
アンテナヘリックスの痛みについの声はこちら
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軟骨ピアスが痛くない保証ではないです。
軟骨ピアス痛い順場所ランキングをまとめましたが、1地位のスナッグが必ず強い激痛に見舞われるわけでも、9位のヘリックスが痛くないことを保証するモノでもありません。ランキングはあくまでも傾向ですから、個人差による傷みの違いはありますことを念頭に置いておいてくださいね。
軟骨ピアスの痛みは開け方で違ってくる
軟骨ピアスの痛い順の場所はあくまでも参考です。ピアスホールを開ける時の道具や環境等でも、痛さが違ってくる場合もあれば、単純に痛みの感じ方には個人差がありますから。ランキングはあくまでも今回の統計の結果です。少な目な意見でも、ヘリックスで激痛だった方もいれば、スナッグで割と軽い痛みですんだ方もいます。
単純な個人差はしょうがないとしても、どうすれば痛みを最小限に抑えることが出来るのでしょうか?
結論を言えば、やはりどうやってピアスホールを開けるかが大事です。そこでここでは、軟骨ピアスの開け方について触れていきます。
軟骨ピアスは何で開ける?
まずは、ピアスを開ける道具についてです。ピアスホールを何で開けるかでも痛みは違うようです。ピアスホールを開けるものは、主に「ピアッサー」「ニードル」「ピアスガン」になるでしょう。
安全ピン等、ピアス専用でないものを使う方もいるようですが、絶対におすすめしません!大切な体に穴を開けるわけですから、あまりケチらない方が懸命です。
ピアッサー
初心者でもセルフで簡単にピアッシングできる便利なアイテム。今の時代ならその辺の雑貨やさんでも割かし置いてあるので、簡単に手に入ります。
ピアッサーには、耳用の他に鼻用や唇用などもあるので、どれでも良いわけではありせん。耳用でも「耳たぶ用」と「軟骨ピアス用」があるので、ちゃんと確認して軟骨ピアス専用のピアッサーを購入しましょう。
小さな箱の中にスプリングと医療用針の仕掛けが施されていて、耳にホチキスを打つように挟んで打ち込みます。
その形状ゆえ、ピアッシングが困難な箇所もあります。
ファーストピアスが仕込まれているピアッサーもあり、ピアスホールを開けると同時に、そのままファーストピアスを装着することもでき、ピアス初心者でもとにかく簡単です。
ですが、ピアッサーでピアスを開けた場合は、痛みが強く出たり、腫れやすかったり、ピアスホールの安定完成に時間がかかったりといった意見が比較的多いようです。その要因としては、ピアッサーの針はいまいち鋭さに欠ける傾向があるからです。軟骨用ピアッサーだとしてもです。
ピアスホールを開ける時、針の鋭さが無いほど患部の細胞をぐずぐずに傷つけてしまいます。複雑に傷つくほど痛みは強くなりますし、また腫れやすく治りも遅くなります。また軟骨は「軟」とは付いてもやっぱり硬いですから、なまくらなほどけっこう力も必要になるので、非力な女性ほど手こずりやすく、時間がかかる分無駄に患部を荒らして無駄に痛い思いをする可能性が高くなるわけです。
こうなると、初めてセルフであけるのが軟骨ピアスの場合は、ピアッサーはあまりオススメできませんね。耳たぶなど他の部位でそれなりに慣れてからチャレンジした方が良いかもしれませんね。ピアッサーの注意点としては、一回で必ず使い捨てにすること。洗ってもダメです!感染症の恐れがあるので、絶対に使い回さないでください。
ニードル
ニードルはまさに医療用の「長い針のみ」で、細いパイプを斜めにカットしたもので、見た目は注射針の太いバージョンといった感じ。けっこう太いニードルもあり、私は初めてニードルを見たとき「え?これを刺すの?」と、正直ビビりました。
ピアッサーのような仕掛けは無いので、そのまま肉に突き刺してピアスホールを開けます。けっこうえぐい絵面になりますが、ピアス愛好者が多く好んで使っている傾向がありますね。要するにピアス慣れしている方の多くは、ニードルが良いと感じているということですね。ニードルを使っている方からは、比較的痛みが軽く済むとか、傷の治りが早くピアスホールの安定もピアッサーより早いとの意見を聞きます。その理由としては、ニードルはピアッサーに比べて、けっこうな鋭さがあるのです。切れ味が違うと言った方がしっくりするかもしれませんね。
前述した通り、ピアスホールを開ける針がまなくらだと、周辺の細胞まで余分に傷つけてしまい、その分痛みが出やすく、後々腫れやすく安定も遅れるのですが、針の切れ味が鋭いと周りの余分な細胞を傷付けず、その結果痛みも比較的抑えられ、傷口がキレイになり治りとホールの安定が早いのです。
また、ニードルは鋭いので軟骨の貫通も、比較的ピアッサーよりも力を入れなくてもいけます。特に軟骨用のニードルがあるわけではないようです。
ただ、ニードルの方が良いことずくめのようですが、ニードルでピアスを通すのは、少し難易度が上がります。単に抜き身の針なので、扱いにはある程度慣れが必要で、初心者にはあまり向きません。
また、ニードルの販売には規制があるので、その辺の実店舗等では売っていないので手に入りません。ピアス用ニードルを手にいれるなら、インターネット通販で購入しましょう。
注意点として、ピアッサーと同じく、ニードルは一回で必ず使い捨てにしてください。
ピアスガン
ピアスガンとは、小型の拳銃の形をしていて、スプリングの力でファーストピアスを打ち出すものです。あくまでも、ピアッシングの道具なので、ピアスを飛ばすわけではありません。
ピアッサーのスゴイ版といったらいいでしょうか。というか、ピアッサーがピアス頑張ったの簡易版と言えます。スパン!と一気にピアスを通すので、痛みを感じる間もないと言う意見もあります。多少の反動があるので、慣れてないと狙いをはずすので注意が必要です。
ガン自体は使い捨てではないので、新たなピアスを込め直せば何度か使えますが、衛生面を考慮して、長期間の使い回しなどは控えましょう。
ピアスガンも、実店舗ではほとんど見かけないので、購入はインターネットで。
誰が開けるかで痛みも変わる?
ピアスを開けるのに何を使うかも大事ですが、誰が開けるかも大事です。ピアス開けの経験値の低い人ほど上手くいかず、痛みを強く受ける可能性が出できます。
痛みやアフターケアに不安があるなら、ピアススタジオの専門家や病院でやってもらいましょう。
病院
病院でピアスを開けてもらうことができます。医者に開けてもらうと、ホールの完成が早いとの意見が多くありますから、流石プロと言ったとこですね。後にトラブルが起きたら、同じ医者に診てもらうこともできますしね。上手い医者なら痛みも最小限に抑えられるかもしれません。
ただし、医者はピアスの専門家ではないので、必ず上手くやってくれるとも限りません。難しい部位になると、担当する
医者によっては手こずることもあるでしょう。
ピアスは何科で開けてくれる?
ピアスを開けてくれるのは、耳の場合「皮膚科」「耳鼻科」「形成外科」「美容外科」を訪ねましょう。
病院でピアッシングしてもらうまえの確認
病院でピアスを開けてもらうときに、事前に確認しておきたいことがあります。
そもそもその病院でピアスを開けてくれるのか?
ピアスを開けてくれない病院もあるので、事前に電話等で確認する必要がありますね
道具は何を使うのか?
病院でもピアス専用のニードルを使います。ピアスを開けるなら、なるべくならニードルの方が良いのですが、しかしながらピアッサーを使う病院もあります。何でピアスを開けてくれるのか確認しておきましょう。
病院でピアスを開ける時の料金
病院でピアスを開ける時の料金はですが、ピアスを開けるのはそもそもが治療ではなく、審美的な処置なので保険は利きません。値段は三千円くらいから1万円半ばくらいが多いようです。
部位によるばらつきもありますが、その病院の言い値で決まってると言って良いでしょう。割かし高めですね。
ピアススタジオ
ピアス専門のお店で、ピアスが買えるだけでなく、ピアッシングを依頼することもできます。
ピアススタジオの人で医師免許を持っている人は少ないですが、基本的にピアスに関する知識や技術を兼ね備えた「ピアスのプロ」がいます(全員がそうだとは限りませんが)。
自らもピアス愛好者なことが大概なので、難しい部位でも大概は対応してもらえます。相談やアフターケアについてもしっかり話を聞きましょう。病院よりも若干安めに開けてくれるところが多いようです。
自分(セルフ)
もちろんセルフで開ける選択肢もありますが、経験値が低い初心者だと、傷口を荒らしてしまったり、意図しない変な角度に穴を開けてしまったりと言った恐れもあります。いきなり軟骨は難しいので、経験値の高い専門家等に頼んだ方が無難です。
そこは自分の体に穴を開けるわけですから、あまりケチるのも良くありません。もしくは、比較的簡単なヘリックスなどから経験を積むのも良いかもしれませんね。あと、素人の友達に頼むのもおすすめしません。
軟骨ピアスを開けた後痛みはいつまで続く?
軟骨ピアスを開ける時の痛みはその一瞬のものですが、軟骨ピアスを開けた後の痛みの方が、長引く分厄介と言えます。軟骨ピアス痛い順ランキングの結果はむしろ、開けた後の痛みから来るところが強く傾向に現れています。特に開けた初日は痛みで眠れなかったと言うかたもいます。
なのでここでは軟骨ピアスを開けた後の痛みに関する注意点などを解説します。
軟骨ピアスを開けた後痛みや腫れはいつまで続く?
軟骨ピアスを開けた後痛みがなくなるのは、ある程度ピアスホールが安定してきたときです。
軟骨ピアスホール安定までの期間はいつまで?
軟骨ピアスに限りませんが、ホールの完成間際まではそれなりの痛みは続きます。軟骨ピアスホール安定までの期間は個人差があるのではっきりした期間は言えませんが、完成までの傾向としては約3ヶ月から6ヶ月程度かかるなが一般的のようです。
前述したように、ニードルかピアッサー、誰にどのような環境で開けてもらうかでも、変わってくるでしょう。
ちなみに、ピアスホールの完成までは、基本的にファーストピアスは付けっぱなしで過ごすことになります。
軟骨ピアスのアフターケア
軟骨ピアスを開けたら継続的なアフターケアが必要になります。ピアスホールの完成までは、ファーストピアスを付けっぱなしすることになるので、患部を清潔に保たなくてはいけません。
ですが手をかけすぎるのも悪化の要因になるので、ケアと放置のバランスが大事になってきます。バランスの取れたアフターケアは、早目に痛みを取るためには欠かせません。
ここでは、ピアスを開けた後のケアの仕方について解説しますが、いずれもピアスを付けたままで行います。
泡洗浄
普段のケアとして泡洗浄をしましょう。ボディソープを手でしっかりと泡立てて、患部を泡で包み込んでフワフワと洗います。くれぐれも手などでごしごししないように。強い刺激を与えないように、泡のみでもんで洗います。泡を洗い流す時はヌル目のお湯を優しくかけ流すように。熱いお湯や水圧の強いシャワーでは刺激が強すぎるので、くれぐれも使わないように。
ホットソーク
ピアスホールケアの代表的な方法として「ホットソーク」があります。ぬる目の塩水(お湯)に患部を数分間浸す方法です。注意点としては、天然塩を使うこと。くれぐれも食卓塩をホットソークに使わないでください。
ホットソークにオススメの天然塩
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ホットソークのやり方をざっくり要約しておきます。
ぬるま湯400CCに対して、天然塩を小さじ半分を溶かします。天然塩を溶かし込んだぬるま湯に、患部であるピアスホールを10分程度浸します。10分程度浸し終わったら、塩気のない別のぬるま湯で、優しく塩分を洗い流しておきます。
お風呂で洗面器などを使ってやるのも良いですが、お手軽にやるならカップにぬるま湯200CCと天然塩小さじ4分の1を溶かし込んでやるのも良いでしょう。
ホットソークの注意点としては、塩分に弱いピアスを着けているならやめておきましょう。塩分によって劣化したり脆くなるのはもとより、劣化したピアスは傷口には良くありません。ファッションピアスやストーンがついているタイプは塩に弱い傾向があります。
ホットソークを視野に入れるなら、ファーストピアスはチタン、サージカルステンレスなどの塩分に強い素材を選びましょう。
ピアスホールの消毒
ピアスの消毒は一日に一回で良いですが、泡洗浄をやるなら消毒はあまりやらなくても大丈夫です。消毒は傷を治す菌まで殺してしまい、治りが遅くなるとの話もあり、消毒をしない方もいます。
消毒をするならば、垂れにくいジェルタイプがおすすめです。
ピアスの痛み軽減を図りたいなら
上記のことからピアスの痛み軽減を図りたいなら、軟骨ピアスを開けるときは傷口をきれいに抜けるニードルで、美容外科など専門の医師やピアススタジオの確かなスキルのあるスタッフに適切な処置を受けアドバイスをもらいましょう。
ピアスホールを開けた後は、外的刺激を極力排除して、ホットソークなど適切なケアを適度な頻度で続けます。基本的に後ケアには消毒は不要です。痛みが出たり腫れたりしたら、幹部を冷やしたり鎮痛薬を塗ったりします。
1ヶ月強は絶対にファーストピアスを外さず、長期的に余裕を持ってピアスホールの完成安定を目指してください。