ここでは、主に耳の軟骨ピアスは寝る時外す方が良いのか?みんなはピアスを寝る時外すのか?どうすることがベストなのか?ファーストピアスとセカンドピアスでの違いなどについて解説します。
ピアスは寝る時外す人が多い
実際軟骨ピアスを開けた方たちの意見を聞いたら、ピアスは寝る時外すと言う意見が多くありました。ただ寝る時に外す人は多いのですが、実際はつけっぱなしでも問題がなければピアスをしたまま寝ても大丈夫です。しかし、これはセカンドピアス以降のことの話。
ファーストピアスは寝る時外すのはNG!!
ファーストピアスは寝る時外すのはNGです!医者や専門家の意見は「ファーストピアスは何があっても外してはいけない!」です。つまり寝る時もピアスを外すことは出来ません。
ピアスホールが完成し安定するまでは絶対につけっぱなしが原則。
とは言え、ファーストピアスを開けたばかりはかなりデリケートですし、痛みが出やすいものです。
・ファーストピアスからセカンドピアスへ移行する目安
ファーストピアスからセカンドピアスへ移行する簡単な目安としては、ピアスホールの傷が完治していることです。チェック項目としては、
- ピアスホールの内側が新しい皮膚に覆われている
- ピアスホールが内側から分泌物が出なくて乾いている
- ピアスホールに痛みや痒みがほとんど無い
セカンドピアス以降は寝る時外すのはOKか?
つまり、みんながピアスを寝る時外すというのは、セカンドピアス以降と言うことになります。しかし、ファーストピアスを終わりにしたとしても、人によっては一晩でピアスホールが狭まってしまう場合もあるので、セカンドピアスに変えたての場合、しばらくは
セカンドピアスは寝る時も外すのはやめておいたほうが無難なようです。
これは、ピアスホールの完成と安定は別の話だからです。完成は傷が穴状に治った状態ですが、それでもしばらくピアスをしなければまだ体は穴を塞ぐために再生しようとがんばっています。ピアスホールの安定は、細胞が穴を塞がなくなってきたときです。ピアスホールの完全な安定に関しては個人差はあるのですが、約1年はかかるとされています。それでも少しずつ穴を塞ごうとはしますから、外しっぱなしにも注意です。
ファーストピアス初日以降の寝方
ファーストピアスが寝る時外すのがNGなら、寝る時に注意するのは必然になります。ファーストピアス初日からの寝方について解説しておきます。
基本的には仰向けで寝ることが基本です。なるべく耳を圧迫しないようにしましょう。特に初日は、開けた部位によっては眠れないほどいたい場合もありますから、とにかく刺激を与えたくありません。軟骨部位は特に腫れやすいので、寝がいりで耳をあっぱくしたりしたら、激痛で起こされることもあります。
また、布団、毛布、シーツなどの寝具にも引っ掛けないように注意も必要ですね。
ピアスに髪の毛絡まる対策
寝る時に注意するのは何も寝具だけではありません。自身の髪の毛が長ければ、寝ている間にピアスに髪の毛が絡まる可能性は十分にあります。ピアスが髪の毛絡まる対策としては、絡まないようにポニーテールなどある程度髪の毛をまとめておいたり、ナイトキャップをかぶると良いでしょう。
ファーストピアスで寝るとき横向きで寝れる?
ピアスを寝る時に外さないなら、仰向けが一番無難なのですが、いかんせん無意識の世界。寝相が激しい人や横向きで寝る癖がある方、横向きでなければ寝れない方の場合はどうすれば良いのか?
ピアスをつけて寝る時の枕
横向きで寝たい場合は、枕を工夫してみましょう。
あなたのくせに合わせた物を探したいところです。
素材
ピアスが引っかかりやすい枕の素材は避けるべきですね。タオル地の様な素材は特に引っかかりやすいです。毛足が短く、なるべく肌触りがよくすべすべした滑らかな素材が良いでしょう。
ピアスを圧迫しにくい枕
耳を下にしても、圧迫しにくい枕を選ぶのも選択肢の一つです。ビーズクッションの様な枕なら割か圧迫せずに済みます。また、穴の空いたドーナツ状の枕、もしくはクッションで代用するのも良いですね。
ちょうど耳のピアスならちょうど耳の周りが空洞になるような感じです。
寝る時に適しピアスのデザイン形状
寝る時に適したピアスのデザイン形状を選ぶのも大事ですね。寝る時に適したデザインの形状は、
- ラブレットスタッド
- ストレートバーベル
- スタッドピアス
- セグメントリング
- 小さ目のシルバーボール
- キャプティブビーズリング
- 飾りが少なく小さめのピアス
ファッションピアスなら小ぶりのタイプのリング状、ストレートタイプが良いでしょう。ただピアスが小さすぎると、食い込んで最悪埋没してしまうこともあるので、ピアスヘッドの大きさは3ミリ以上あるものが望ましいですね。
ファーストピアスのキャッチを変える
キャッチが当たって痛いと言う人もけっこういます。キャッチはファーストピアスでも変えることはできるので、キャッチは外れにくいもので痛くなりにくいものに変えるのも良いでしょう。おすすめは、シリコン製のダブルロックキャッチです。シリコン素材のキャッチなので、横向きの体勢になっても比較的痛みがありません。
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セカンドピアスのキャッチなら
セカンドピアス以降でも寝るキャッチが当たっていたいと悩んでいる方は割といます。セカンドピアス以降で寝る時にキャッチが当たって痛いのなら、ラブレットスタッドがおすすめ。ピアスのキャッチがフラットになっているので、当然ですが出っ張って無い分、当たり部分がなくキャッチが当たっていたいと言うことはありません。ラブレットスタッドは元々口につけるボディピアスですが、耳など他の部位にも流用できます。ネジ式なので正確にはキャッチでは無いのですが。太さのバリエーションも豊富です。
ピアスホールをニードルで開けるなら、ラブレットスタッドをファーストピアスにすることも出来ますが、セルフでやるには部位によって工夫も必要になり難易度も大幅に上がるので、病院などで相談しやってもらった方が良いでしょう。
ポストの長さ(内径)を適切に!
ポストの長さも自分に合った適切なものを選びましょう。ポストがムダに長ければ、当然あたりやすくなります。装着する部分よりも少し余裕を持たせるくらいがポイントです。一般的には内径8ミリが妥当ですが、耳が薄い場合もあるので一応100均のノギスなどで計ることをおすすめします。薄い方は5ミリや6ミリが適当なこともあります。
ラブレットスタッドの装着方法
ただいま作成中
異常を感じなければ寝る時ピアスは付けっぱなしでも良いけど・・・
ファーストピアスも終りピアスホールも安定して、異常を感じなければ寝る時ピアスは付けっぱなしでもいいのですが、デザインによっては寝る時に外した方がいい物もあります。以下の様なデザイン形状には要注意です。
寝る時に敵さないピアスデザイン
寝る時に敵さないピアスのデザインなども紹介しておきます。
いわゆる、ファッションピアスのデザインには、引っ掛けやすいものが多く注意が必要ですね。
- ピアスホールに引っ掛けてぶら下げるフックデザイン
- 装飾が大き目のピアス
- トライバルデザインピアスなど鋭利なデザインのもの
- 複雑で壊れやすいデザインピアス
- シンプルなリングでも大きいもの
- ピアスの拡張期
寝る時これらのピアスに類する物をつけっぱなしにするのはやめておきましょう。以下の様なデメリットの可能性があります。
寝る時に起こりやすいデメリット
- 寝相によってピアスが変形することも
- 寝具や髪の毛ににひっかかる可能性
- 寝ピアスが原因で怪我をすることも
- 睡眠中にピアスが外れて、無くす原因に
- キャッチが当たる等強い痛みの原因に
- ピアスが圧迫されて肉に埋没する可能性
ピ
アスホールが寝る時痛い時の対処方
それでもピアスホールが寝る時痛いならできる対策を講じましょう。以下の様な手段があります。
ピアスホール周辺を冷やす
ピアスホールの周辺を冷やすことで、痛みを若干和らげる可能性があります。軟骨ピアスは腫れやすいので、アイスノンなどで耳をしっかり冷やしましょう。
鎮痛剤を飲む
鎮痛剤を飲むことでピアスホールの痛み緩和試みましょう。鎮痛剤と言うと何か特別な薬とも思えますが、市販のバファリンなどでOKです。バファリンは頭痛薬と言うイメージが強いですが、正式には「鎮痛薬」と表記されています。効能には「外傷痛」ともあるので、効果には期待できます。用法用量を確認して服用してみてください。
ただしこれらは確実に痛み緩和を約束するものではありません。個人差や状態により効果には大きく差が出ることもあるからです。どうしても痛みが続くのなら、痛みに勝る寝落ちか徹夜になります。どうしてもひどい痛みが続くようなら、早めに病院で受診してもらいましょう。
その他寝るとき以外にピアスを外したほうが良いとき
ファーストピアスの場合はどんなときもピアス付けっぱなしが原則ですが、セカンドピアス以降でピアスを寝る時に外すかどうかで疑問ならば、その他寝るとき以外はつけっぱなしにしていると言うことではないですか?ここでは軽い警告として、寝るとき以外にピアスを外したほうが良いときについて触れておきます。
お風呂に入るとき
お風呂に入るときはリスクがいっぱいです。
- 髪の毛を洗う時にピアスがひっかかる可能性
- ピアスは思ったよりも外れやすい
- 外れたピアスを流して紛失の原因にも
美容院に行くとき
美容院の店員さんもプロなので気を付けてくれるとは思いますが、なるべくならピアスは外す方が無難です。カラーやパーマをやってもらうなら、薬剤がピアスに触れるのは、単に汚れるだけではなく、身体的なリスクを伴う場合もあります。薬剤とピアスの素材によっては化学反応を起こし、肌にアレルギーなどの影響が出ないともいえません。美容院によってはイヤーカバーをしてくれますが、用心に越したことは無いでしょう。
運動をするとき
軽い運動だとしても侮ってはいけません。ちょっとした行動が思わぬ怪我の元になりなりかねません。軽くぶつかっただけでも、引っ掛けてしまうことも十分あります。ピアスホールは安定していても弱い部分には違いありませんから、怪我の元になります。
また汗を沢山かき、ピアスと汗が長時間接触し続け、汗とピアスの金属素材が反応を起こし、金属アレルギーの発端になる可能性もあります。
逆に乾燥した状態では金属アレルギーは起きづらと言います。へそは汗をかかない部位と言われているので、アレルギーが出ずらい場所のようです。しかし、他でかいた汗が流れてきて溜まることもあるので、どっちにしても注意が必要でしょう。
ピアスのつけっぱなしと金属アレルギーについて
上記で金属アレルギーの話が出てきたので、ピアスのつけっぱなしと金属アレルギーの関係についても触れておきます。
金属アレルギーに限らないのですが、誰もが何にでもアレルギーの可能性を秘めています。大好きな食べ物を食べ続けていたら、その食べ物の素材にある日突然アレルギーが発祥!なんてことは珍しくありません。ようは接触許容量が限界を超えるとアレルギーが発祥すると言われています。
つまり金属アレルギーも、単純に金属素材と接触し続けることで、金属アレルギーのリスクは高まると言って良いでしょう。許容量は人により違うので、ファーストピアスで金属アレルギーが出てしまう方もいますし、ピアスを四六時中付けっぱなしでも生涯発祥しない方もいるのが事実。
しかし許容量は分からないので、避けられるリスクは避けたほうが良いですよね?ならば特に問題がなくても、ピアスを付けるのは必要最低限にとどめたほうが良いかもしれません。また、比較的金属アレルギーを起こしにくい金属素材を選ぶことも重要です。(それでも可能性が0%になるわけではありませんが)
ピアスで金属アレルギーを起こしにくい素材は?
以下の金属素材は比較的金属アレルギーを起こしにくいとされています。
- チタン(純チタン)
- ステンレス(サージカルステンレス)
- 金(14金くらい以上)
- プラチナ
しかし、あくまでも比較的金属アレルギーを起こしにくいだけで、絶対に起こさないわけでは無いのでご注意を。また他の金属でアレルギーをすでに起こしている場合は、こういった金属でも、金属アレルギーを併発しやすくなってしまうのでくれぐれも注意してくださいね。
金属アレルギーを起こしやすい金属素材
特に金属アレルギーを起こしやすいとされる金属素材も紹介します。
- ニッケル
- シルバー
- 銅
ニッケルと胴には特に注意で、ピアス商品の素材表記にニッケルと胴がなくても、含まれている場合があります。特に素材がよく分からないものには、ニッケルが含まれているケースが多く、金属アレルギー発祥の引き金になることも少なくありません。
ピアスの素材にケチるな!
大事な体に通すものですから、ケチって安い素材に走るのは得策とはいえません。前述したようによく分からない素材には安いニッケルが含まれている可能性が大きいです。ステンレスやチタンと言った表記でも、異様に安いものの場合偽物の可能性が十分にあります。
信用のあるお店で、ケチらずに質の良い金属素材に見合った値段のピアスをを選んでください。一度粗悪な金属でアレルギーを起こすと、いい素材でも発祥しやすくなってしまいます。金属アレルギーを起こしてしまったら、樹脂製のピアスをつけるしかなくなってしまいます。
ピアスのつけっぱなしによる垢や汚れのケア
ピアスは寝る時はもとよりつけっぱなしにしていると、垢等汚れが溜まってきます。汗が流れ込んで溜まることもあるので、金属アレルギーのことも考え衛生面で気を使いたいところです。やはりつけっぱなしでも、定期的にピアスを外してケアやメンテナンスをするようにしましょう。
ピアスの汚れはしっかり落としますが、洗いづらいファッションピアスは乾いた布などで拭きます。ピアスホールは専用のフロスもあるので活用すると良いでしょう。
頻繁な付け外しとケアには要注意!!
必要ないときは外したほうが無難だし、衛生的にもこまめに外しケアしたほうがよさそうにも思えますが、頻繁な付け外しとケアには要注意です。ピアスホールにはなるべく刺激を与えないほうが良いので、ある程度は触れずに放置しておくことも大事。良かれと思って頻繁に付け外しや洗浄ケアを繰り返すのは、かえってトラブルの原因になりかねません。
個人差はありますがケアと放置のバランスが大事です。痒かったりするとつい触ってしまいがちですが、普段からもピアスホールにはタッチしないことです。
耳以外のピアスは寝る時外す?
耳以外のピアスにも触れておきます。
口ピアスは寝る時外す?
口ピアスは、前述したラブレットスタッドをつけるところです。粘膜部分は比較的傷の治りが早いので、ピアスホールの完成も他の部位より早めです。しかし完成安定しても穴を塞ごうとする力も他より強いようで、しばらくピアスを外していると、すぐに塞がってしまいます。口ピアスは寝る時外すのは得策ではないと言えます。つけっぱなしで寝ちゃいましょう。
口以外の顔のピアス
口以外の顔のピアスホールは若干完成しずらいようです。寝る時も外さないほうが無難と言えます。
へそピアス
へそピアスも比較的、ピアスホールの完成安定が遅い部位です。寝る時も外せないですね。
耳以外のピアスは、耳に比べて比較的寝るときのトラブルは起きずらい箇所になると思います。ピアスホールの完成安定が遅い所もありますが、デザインに気をつければ、寝るときにつけっぱなしでもあまり問題は無いでしょう。
ピアスは寝る時外す方が良い?まとめ
- ファーストピアスは寝る時にかかわらず外すのはNG
- セカンドピアスの始めは安定して無いのでしばらくは寝る時も外すのは控える
- ピアスを付けたまま寝る時は寝相などによる引っかかりに注意
- キャッチ部分がシリコンのもの、フラットなラブレットスタッドがおすすめ
- ピアスホールが安定して外せるなら寝る時等外したほうが良いときは外したほうがトラブル回避になる
- 適度なケアを目的に外す
- 金属アレルギーに配慮し金属素材を選ぶ
- 耳以外はつけっぱなし推奨
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