ここでは主に、耳(耳たぶと軟骨)のファーストピアスの期間は最短どのくらいで外せるのか?ピアスホールが未完成でファーストピアスを期間内に一時的にはずすことはダメなのか?セカンドピアスに移行するときの油断できない注意点などについて詳しく解説しています。
あなたがファーストピアスの期間を最短で外したいと思うのなら、ぜひ参考にして下さい!
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ファーストピアスの期間で最短はいつまで?
耳(耳たぶと軟骨)のファーストピアスの期間で最短と言うのはなかなか難しいところです。ありがちな意見としては、あまりにも個人差が出るものなので、私の聞いた最短期間は「2週間でファーストピアスの期間を終わりました!」と言う方もいました。次いで早い方は「1ヶ月くらいでセカンドピアスにに変えたけど問題なかった」と言う方もいました。
ファーストピアスの個人差は結果論!
ファーストピアスの個人差は結果論に過ぎません。やってみないと分からないということです。2週間や1ヶ月と言った短い期間は、かなり極端な事例なので、普通はもっともっと長丁場になることを覚悟しておきましょう。こちらも極端な例ですが、長引く人は10年経ってもいまいピアスホールが安定しないと言う方達も少数ながらいます。こちらはファーストピアスで10年と言う意味ではありませんが、ファーストピアスの期間をしくじれば、こういった可能性もありうるというわけです。
ファーストピアスは最短期間で2週間と言う方の意見はあまリ参考にはしない方が良いでしょう。数日や数週間でファーストピアスを終えるのはあまりにも短すぎます。月単位での期間が必要になるのが常です。そう考えると最短でも1ヶ月以上は考えておきましょう。で2、3ヶ月以上かかる方が多いですね。場合によっては半年以上ファーストピアスの期間が必要な場合もあります。
個人差も含めてファーストピアス期間の最短を言うのであれば
「1ヶ月から半年程度の幅がある。場合によってはもっとかかる。」
と言ったところですね
耳たぶと軟骨でファーストピアスの期間は変わる?
耳たぶか軟骨ピアス(トラガスやヘリックス等)では、それほど大きな期間の差はありませんが、傾向としては軟骨ピアスのほうが若干期間が長くなるようです。一応は骨ですから、軽い骨折みたいなものになるのです。
ファーストピアスの期間目安はどう判断するの?
個人差があるので一概には言えないファーストピアスの期間ですが、あなた個人の最短期間を見極めるための判断基準を最低限知っておきましょう。
ファーストピアスを外す時期は?
ファーストピアスを外す時期は「ピアスホールの完成」を見極めることです。ピアスホールの完成がファーストピアスを外す時期だとお考えください。
ピアスホール完成目安は?9つのチェックポイント
ピアスホール完成目安は以下のことを順番にチェックしてください。
ピアスホールを開けて最低でも1ヶ月経った
前述したように、ファーストピアスの期間は月単位でお考えください。患部をいじりすぎるのは良くないので、順調でも1ヶ月経つまで、ピアスホール完成の判断基準には早計だと心掛けましょう。
ピアスホールから出血や化膿、分泌物が無いか?
ピアスホールの完成基準としては「傷の治り」が基本ですから、ピアスホールから出血や化膿、分泌物があるのではお話になりません。出血や化膿、分泌物があるのは傷口が塞がっていない証拠です。
ピアスホールを含め周辺に腫れが無いか?
ピアスホールを含め周辺に腫れがあれば、それは明らかにまだ異常がある証拠です。冷やすなどして経過を観察しましょう。
ピアスホールを含め周辺に痛みはないか?
強い痛みは当然ですが、いくら我慢できるレベルの痛みだとしても、まだまだ十分では無いといえます。早まった行動を取ると、痛みが強くぶり返す元になります。
かゆみ
極僅かな痛みは痒みとなって感じることもありますが、ある程度の痒みがあるのならかぶれやアレルギーの可能性もあり、下手にいじるのは危険です。無意識にかいたりしないように気をつけましょう。
軽い力でピアスを回せるか?
出血や分泌物の塊が無い状態で、かつ軽い力でピアスを回せるかどうかです。これはファーストピアスの期間でも、ピアスと傷口の癒着回避のために、たまーにまわしたほうが良いでしょう。動かないと言うことは、傷口とピアスがくっついてしまっている可能性が極めて強いことになり、ピアスで傷口が塞がっているだけで、傷口自体はまだ治っていない可能性があります。あまりまわすのは良くないので、ほんのちょっとだけたしにやるぐらいで。
ピアスホールの内側が肌色になっているか?
ピアスホールの内側が肌色になっているかと言うか、傷口を新しい皮膚が覆っているかどうかですね。
ピアスホールが乾燥しているか?
出血や分泌物が無いように見えても、汗をかいてるわけでも無いのに微妙に湿り気を感じるのであれば、まだ完全に傷口が塞がりきっていない可能性があります。土壇場で火繰り返されないように慎重に。
ピアスホールの凹み
これは見た目に個人差が出るので参考程度に。人によってはピアスホールが出来てくると、若干凹んで(窪んで)きます。凹まず平らなままの人もいます。
なるべくファーストピアスを最短で外すためには?
なるべくファーストピアスを最短で外すためにはどうすれば良いのかについて解説します。要はピアスホールを早く完成させるにはどうすといいのかってことですね。
ファーストピアスの期間に個人差が出る要因は?
「1ヶ月から半年程度の幅がある」ファーストピアスの最短期間ですが、ここまでファーストピアスの期間に個人差が出る要因は何なのでしょうか?単純に「傷が治りやすい体質」「回復力が強い体質」などと言った体質要因が一番強いのは確かですが、他の要因ももちろん絡んできます。その他の要因を見てみましょう。
ピアスホールを開けるときの環境
ピアスホールを開けるときの環境でもピアスホールの完成期間は左右されます。ピアスホールを開けるときの環境としては主に以下のことがあります。ファーストピアスの期間が無駄に延び無いためにも確認しておきましょう。
ファーストピアスを開ける季節
ファーストピアの期間を考えると夏場は避けたほうが賢明かもしれません。常に汗をかきやすく、雑菌が繁殖しやすい時期です。また、ピアスに付着した汗を長時間放置していると、塩分とピアスの金属が反応して、アレルギーなどを引き起こしやすくなります。秋から乾燥した冬を越える季節が良いですね。
誰が施術するのか?
セルフでピアスを開ける方は多くいますが、やはり熟練した人にやってもらうほうが良いでしょう。病院で医師に適切な処置をしてもらえればトラブルを最小限に抑えることが出来ます。マニアックな部位ならば、ピアスの専門家ピアススタジオの人にやってもらうと良いでしょう。ピアススタジオのスタッフに医師免許を持っている方がいればさらに心強いです。適切な処置をすれば、ファーストピアスの期間最短につながります。
ピアスホールを開けるときの道具
何を使ってピアスホールを開けるのか?もとても大事です。多くのピアス愛好家は「ニードル」を好んで使います。ピアッサーはお手軽に出来ますが鋭さに欠けます。ピアッサーに比べニードルは医療用の針なのでとても鋭利に出来ています。針が鋭いほど、ムダに周りの細胞を傷つけずに済むので、傷口が綺麗になります。傷口が綺麗だとその分傷の治りも早くなります。つまりニードルで開けた場合、ファーストピアスの期間が最短で済む可能性があるということです。
しかしニードルは、抜き身の針をそのまま突き刺すことになるので、ピアッサーに比べて扱いが若干難しいです。逆にひどくしてしまう可能性があるのです。上記の専門家にニードルで開けてもらうのが賢明と言えます。
ピアスをセルフでの開け方
ファーストピアスの期間を最短にしたいなら、プロなど熟練者にやってもらいお任せすのがいいのですが、どうしてもセルフでピアスを開けたいのなら、最低限正しい知識を備えておきましょう。一通りセルフでの手順を解説しておきます。
ピアスを開けるとき必要なもの
ピアスを開けるとき必要なものは以下の通り
穴を開ける針
これはピアッサーかニードルが必要です。
ピアッサーはお手軽で雑貨屋でも簡単に買えます。
ニードルは規制があるので、ネット通販で購入。
ファーストピアス
穴を開けてからファーストピアスを準備するのではお話になしません。
ピアッサーの場合は、ファーストピアスが仕込まれている場合が多いです。(物により要確認)ニードルの場合は別に用意する必要があります。
ファーストピアスの素材
ファーストピアスの素材え選びも大事なことです。以下のことに気を使ってください。
・金属アレルギーを起こしにくい素材
一度金属アレルギーが起きてしまうと、他の金属アレルギーも併発しやすくなるので、かなり厄介です。金属アレルギーを起こしにくい素材を選びましょう。
金属アレルギーが起きにくい素材の種類には以下のものがあります
- 純チタン
- サージカルステンレス
- 金
- プラチナ
- 銀
・金属アレルギーを起こしやすい素材
逆に金属アレルギーを起こしやすい素材には気をつけましょう。金属アレルギーを起こしやすい素材には以下の種類があります。
- ニッケル
- コバルト
- スズ
- クロム
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
素材の種類がちゃんと記載されたものを確認して選ぶことが大事です。
・信頼のおけるお店で
素材を偽る悪質なお店もあるので、信頼のあるお店を見極めましょう。
特に安物には気をつける
良い素材の割には、異様に安いものがあったりしますが、金属アレルギーを起こしやすい素材が混ざっていたりすることがあるので、へたにケチると後々不自由な思いを強いられるかもしれません。
透明ピアス、樹脂製も危険!
透明ピアスは選ばないようにしてください。透明ピアスは樹脂製の物が多いですが、樹脂製のピアスは傷がつきやすく衛生面で若干感染症を起こしやすいです。また、傷口との癒着を起こしやすく、最悪手術の可能性もでてきます。ピアスホール完成までは透明ピアス、樹脂製のものはやめておきましょう。
・ファーストピアスのサイズ
ファーストピアスのサイズにも気をつけましょう。ピアス装着時の内径に2、3ミリの余裕があるものが望ましいです。ぴったり以下のものは避けましょう。これはピアスホールを密閉しないためです。密閉しないことで空気にさらし、雑菌の感染症や金属アレルギーの予防にもつながり、ファーストピアスの期間短縮にもつながります。出来れば、ノギスなどで貫通ポイントの厚さを計ってから、ファーストピアスの内径を決めて選んでください。
印をつけるペン
ピアスを開けるときに目印を付けておきます。これは「マーキングペン」と言うピアッシング専用のものがあります。マーキングペンは無菌のペンなので安心です。その辺のマジックとかは使わないように。
消毒液
傷をつけるわけですから、感染症を防ぐためにも消毒液は必要です。
コットン(無ければティッシュでも可)
消毒液を含ませたり、止血に使ったりします。
鏡
手鏡はおすすめしません。座ってやるなら卓上置き型で大きめのヤツガ良いでしょう。
ニードル受け
必須ではありませんが、ニードルの場合抜き身の針を貫通させるので、あった方がいいかもしれません。ニードルとニードル受けでポイントをはさむように貫通させられるので、やりやすいと思います。消しゴムやコルクなどがお手軽ですが、。当然ですが綺麗なものを使います。
ピアスを開けるときの準備
必要なものを用意したら、散らかっていないなるべく清潔な場所で行いましょう。
道具を扱う前や施術前には、手を薬用石鹸などでしっかり洗っておき、水気を取っておきましょう。
ニードルの場合は、手を洗った後に出しましょう。
ピアスを開ける手順
1.コットンかティッシュに消毒液を含ませて、ピアッシングする部位をよく消毒しておきます。
2.穴を開ける箇所にペンで印を付けておきます。
3.針の用意。ピアッサーの場合、ここで封印をときましょうニードルの場合はこのあたりでパッケージから出します※ピアッサーやニードルは滅菌済みなので消毒は不要です
4.ピアッシングをします。穴の角度でピアスの印象も変わります。慎重に!
ピアッサーでの開け方
ピアッサーの針の先端をマーキングに合わせ、挟みこむように狙いを定めます。
角度にも気を付けて軽く刺さらない程度に針を押し込んで軽く挟んで耳とピアッサーを固定します。
位置と角度に問題が無いならしっかり力を込めて、一気に耳を貫通させます。ピアッサーが「パチンッ!」とハマる音がするまでは躊躇してはいけません。できるだけ一発で一気に決めましょう。
軟骨ピアスの場合はけっこう力が必要です。ピアッサーも軟骨ピアス用があるのでそちらを使いましょう。
ニードルでの開け方
N1.ニードル受けを使う場合は、反対側出口予定ポイントにニードル受けを添えます。
N2.針の先端をマーキングにあわせ、まだ刺さらない程度の力でニードルとニードル受けでポイントを軽くはさんでホールドします。
N3.ポイントは狙い通りか?針の角度(穴の角度)は大丈夫かを再確認します。
N3.問題なければ、躊躇せずしっかり力を入れて、ニードルを貫通させます。ニードルの半分くらいまで貫通させます。
N4.ニードルが貫通したら、ニードルの針ではない方(尻の穴?)に、ファーストピアスを差し込みます。
N5.ファーストピアスを差し込んだまま、ニードルを刺した方向に通過させ、同時にファーストピアスをピアスホールに通します。傷口をニードルでガードしつつファーストピアスを通すわけですね。
N6.ファーストピアスのキャッチなどでロックします。出血がある場合はコットンやティッシュで軽く押さえておきましょう。
ファーストピアスのケア方法と注意点
ファーストピアスを付けた後のケア方法でも、ファーストピアスの期間に影響は出てきます。適切なケアの方法を最低限覚えておきましょう。やってしまいがちな注意点についても解説します。
ファーストピアスの洗浄方法
ピアスホール完成前は、やさしく泡洗浄が基本です。石鹸をよーく泡立ててから、患部を泡で包み込んで泡のみでもみ洗いします。手でゴシゴシやらないように注意です。また熱いお湯は刺激が強いので、ぬるま湯で洗い流します。刺激を与えすぎないために、毎日頻繁にはやらない方が良いです。
上がったらかるく水分を取るくらいでOK。特に拭かないと言う方もいるくらいです。
お風呂のときならシャンプーのときなどに、髪の毛がピアスにからまないように。
ファーストピアスでドライヤーを使うとき
髪の毛をドライヤーで乾かしていれば、耳の辺りも勝手に乾くと思います。ただ、髪の毛が長い方は、ピアスに絡まないように注意しましょう。
ファーストピアスの消毒の仕方は?
ファーストピアスの消毒の仕方は・・と言うかファーストピアスの消毒はしない方が良いです。傷口には消毒液の刺激がちょっと強いのと、消毒液が傷を治しピアスホールの完成を促進してくれる良い菌まで殺してしまうと言われているからです。
ある低緯度消毒をしてピアスホールを完成させている方もいますが、体質的に刺激に強い方だと思われます。基本的には、たまにやる泡洗浄でも十分です。
ファーストピアスをムダにいじりすぎないように!
最初のうちは、痛みや痒みがあったりで、思わず手が患部行ってしまったりしまいがちです。とにかく無駄に余計な刺激を与えることは良くないので、とにかく放置です。
ファーストピアスを回すのは間違い?
「ファーストピアスと傷口が癒着するからピアスは定期的に回したほうが良い」と言う意見もありますが、基本的に傷口と金属のピアスは癒着しないので、ファーストピアスを回すのはやめておきましょう。下手に回すと炎症などの原因になり、ファーストピアス期間に影響が出かねません。
また、泡洗浄のときなどに回すと、泡が入り込んで内側も泡洗浄できますが、洗浄後泡を落としきれないので、結果的によくはありません。ピアスホール完成前後でピアスを回すのはやめておきましょう。
ホットソーク
皮膚の治癒力を向上させるとも言われるピアスホールケアの定番に「ホットソーク」があります。天然塩をぬるま湯に溶かして、患部を数分浸けておくだけです。塩は何でも良いわけではありません。食卓塩の類は使わないようにしてください。
ファーストピアスの期間控えたほうがいいこと
ファーストピアスの期間を最短にするために、ファーストピアス中控えたほうが良いことを解説します。
パーマやカラー
パーマやカラーの薬剤による刺激は避けたいところ。お店によってはイヤーカバーをしてくれますが、念のためファーストピアス中の控えたほうが良いと思います。
激しい運動
汗をかくことで患部の衛生面に気を使いたいところですが、ぶつかったりして引っかかるなどトラブルを招きやすいです。ファーストピアス中の激しい運動は控えるが吉です。
スキーやスノーボード
帽子やゴーグルがピアスに引っかかったり、圧迫したりするかの牛があります。また、転んだときの衝撃により、トラブルを引き起こす可能性が高いです、ファーストピアス中スキーやスノーボードは控えましょう。
サウナ
生傷にサウナは良くないですし、ピアスが高温になり強い刺激を受けてしまいます。ファーストピアス中サウナはやめておきましょう。
プールや海
プールや海は様々な雑菌がもっさり満載です。そこにデリケートな傷口をさらすことはやめたほうが賢明です。ファーストピアス中プールや海は控えましょう
ファーストピアスを一時的に外すことは出来る?ピアスホール未完成なんだけど?
ピアスホール未完成での早まった行動はトラブルの元なので、絶対におすすめできませんが、もしどうしてもファーストピアス外さなければならない場合はどうすればいいのでしょうか?仕事やバイトの面接、学校の校則など様々な理由で外す必要があることもあるでしょう。
また、
- 「ファーストピアスが埋まるから変えたい」
- 「ファーストピアスの長さが合ってないから変えたい」
- 「今更だけどファーストピアスが気に入らないから変えたい」
- 「ファーストピアスを透明ピアスに付け替えたい」
などと言った理由でファーストピアスを付け替えたい場合もあるでしょう。
どちらにしても、一旦ファーストピアスを抜いて、すぐにまたピアスを入れる行為になります。これは後術しますが、傷口を悪化させるので絶対にお勧めしたくないです。
ピアスホール完成前に二度刺しして起こりやすいトラブル
ファーストピアスを、ピアスホール完成前に二度刺しするとトラブルの原因にもなりえます。起こりやすいトラブルとしては以下のものがあります。
細菌感染、炎症、腫れ
完成前のピアスホールは、極めてデリケートな状態です。ファーストピアスを、ピアスホール完成前に外すと、場合によっては引き抜いたファーストピアスで患部を傷つける場合があり、さらに引き抜いたファーストピアスから細菌感染を起こす可能性もあります。細菌感染ではなくても、炎症や腫れを引き起こすことも十分にあります。
かぶれや金属アレルギー
余計な刺激は、患部のかぶれや金属アレルギーを引き起こす場合があります。
ピアスホールの収縮
細胞は体に開いた穴を塞ごうとがんばっています。邪魔物(ピアス)が無くなれば当然穴は塞がっていきます。結果ピアスホールの収縮は免れません。個人差はありますが、ものの数分程度でもともとのピアスがきつくて通らなくなることも珍しくありません。
ピアスを入れずらく傷つけやすい
ファーストピアスを外した後に再度ピアスを通すのはとても良くないことです。ピアスホールが収縮したら、数分程度でもともとのピアスがきつくて通らなくなることもあるのですが、それ以前に傷口になまくらな針金を突っ込む行為に他なりません。良いわけありませんよね?そんなことをしたら、ただでさえデリケートな傷口をさらに悪化させるのは確実です。
ピアスホール完成まで余計に時間がかかる
また傷つけてしまったらせっかく治りかけていても全て台無しです。また最初からと言うか、さらに後退してマイナススタートだとお考えください。以上のことから、結果的にピアスホール完成まで余計に時間がかかることになっていきます。早まった行動は最短どころか、逆に長い間苦労することになります。
ピアスホール完成後何かしこりが残りやすくなる
羽陽曲折を経てピアスホール完成後、触った感じ何かしこりが残る可能性があります。いびつに傷ついた細胞が変な形に修復されてしまうことにもつながるのですね。
ファーストピアスをピアスホール完成前に外すことは以上のようなリスクが付きまといます。へたをしたらその部位のピアスは一旦あきらめなくてはいけない場合も出てきます。改めるとなると傷の完全完治後になるので、出来るだけ最短で行きたいのが、反対に気の長い話になってきます。
逆に1年程度とか余裕期間を持ってファーストピアスを付け続けた人は、その分綺麗でしっかりしたピアスホールの完成と安定を手に入れている傾向にあります。
ピアスホール完成前にどうしてもファーストピアスを付け替えたいなら
ファーストピアスの期間が長引くのでおすすめは出来ませんが、ピアスホール完成前にどうしてもファーストピアスを付け替えたいなら以下のことを意識しましょう
ファーストピアス付け替え時期をよく吟味する
ざっくりとピアスホールの治り過程を開設しておおきます。各状態を踏まえ自己責任で施術してください。
ファーストピアスを付けた当日
傷口がもっともデリケートな状態。いわゆる「生傷」と言うやつですね。ただ単に太い針を刺した状態。部位によってはそれなりに痛く、腫れたりします。痛みがひどいときは、夜眠れない場合もあります。止血のためにもあまり触らないほうが無難です。穴を開けたばかりで全く安定してない場合二度刺しは絶対にご法度ですよ!と言うか、この時点でもう付け替えたいと言うのは、あまりにも無計画すぎますね。
ファーストピアス1週間目
創傷治癒の肉芽組織(にくげそしき)が出来始める時期です。腫れや痛みが続いていても不思議ではありません。極めてデリケートなので、刺激を与えるのは危険です。この時点でも一時的に外したい、付け替えたいと言うのは、あまりにも無計画すぎ。
ファーストピアス2週間目
肉芽組織から極めて薄い膜が作られ始めます。いずれ皮膚になるものですが、極めて弱ku
破れやすい。ピアスを外すだけでも破けてだめになるとお考えください。
ファーストピアス1か月目
膜が皮膚になってくる。順調ならこの辺から個人差が強く出てくるでしょう。回復力が強い人はセカンドピアスへ。遅い人はある程度ピアスホールは完成しているが安定してない場合が多いのでまだ皮膚が弱く油断できない。付け替えは最低でもこの辺までは粘って欲しいです。
ファーストピアス3ヶ月~半年目
大概の人はこの辺で一区切り。前述のピアスホール完成目安をチェックしてみてください。問題ないようなら、ファーストピアスを外して、内側の汚れを洗いましょう。ただ、まだ穴を塞ごうとしているので、長時間ピアスを外しっぱなしにるのは注意。
時期的には1ヶ月くらいからが望ましいです。一ヶ月以内の付け替えはとにかくリスクが高い。デメリットしかないと言えますね。
適切なセカンドピアスを用意する
ピアスを付け替えるのならセカンドピアスを付けるわけですが、何でも良いわけではありません。ピアスホールが未完成での付け替えに適切なセカンドピアスを用意するようにしましょう。
元より細いピアス
完成前のピアスホールは、穴を塞ごうと躍起になっています。こそに再度ピアスを通すのなら、念のため元より細いピアスを選んだほうが良いでしょう。
金属アレルギーを起こしにくい素材
金属アレルギーを起こしにくい素材については、前述を参照
選んではいけないピアスホール完成前セカンドピアス
ピアスヘッドが小さすぎるピアス
ピアスヘッドが小さすぎるピアスを使うと、埋まってしまう可能性があります。ある程度は考慮したほうがよさそうですね。
フックタイプのピアス
引っ掛けるフックタイプのピアスは曲がっているので傷つけやすく注意が必要です。
重いピアス
重いピアスは未熟なピアスホールには負担が大きいです。
金属アレルギーを起こしやすい素材
当然ですが金属アレルギーを起こしやすい素材には特に気をつけましょう。金属アレルギーを起こしやすい素材の種類は前述の参照。
透明ピアス、樹脂製
透明ピアス、樹脂製については前述しましたので、そちらを参照。
付け替えのときはとにかく衛生面に配慮する
感染症を用心して、付け替えのときはとにかく衛生面に配慮するようにして下さい。
手やピアスはしっかり消毒します。患部の消毒は刺激が強いのでやめてください。心配なら泡洗浄してから。
ピアスに軟膏を塗っておく
ピアスを差し込むとき、なるべく滑りを良くし傷つけないために、ピアスに軟膏を塗っておくと良いでしょう。
一発で決める
何度もやり直していると、その分傷つけてしまいます。出来れば一発で決めるように。
出来ればプロにお願いする
出来ればセルフではなくプロにお願いすることをおおすすめします。特に病院で医師にやってもらえれば安心でしょう。
なるべくピアスを付け替えなくても良いように計画的に!
それでも早計にピアスを付け替えるのはよくありません。なるべくピアスを付け替えなくても良いように、先を見越して計画的に考えて開けましょう。例えば、社則や校則でダメなのにいざ出勤、登校のときになって「一時的に外したい」とか、近々バイトをするつもりなのに開けてから「面接のときは外したほうが良いかな?」等と言うのは、正直お粗末と言えます。デザインに関しても、最初から気にかけておきましょう。
耳以外のファーストピアス期間について
口元のファーストピアス期間
口元のファーストピアス期間は最短でも大体3ヶ月から4ヶ月程度。最初の2日間は、舌等でピアスを動かさないように気をつけましょう。食事のときも要注意ですね。口腔ケアには気を使ってください。
舌のファーストピアス期間
舌のファーストピアス期間は最短でも2週間程度。粘膜部分は比較的に回復が早い部分になりますね。口の中ころころいじり回すのは出来るだけ避けてください。口元と同じようにこちらも食事のときも要注意ですね。口腔ケアには気を使ってください。
鼻のファーストピアス期間
鼻のファーストピアス期間は最短でも1か月程度を考えてください。鼻は比較的完成安定が早い部位です。しかし、敏感な場所でもあるので鼻水が多い花粉症や鼻炎の人などは鼻をかむのに苦労します。
手のファーストピアス期間
指間膜に付ける人が多いですね。手のファーストピアス期間は最短でも二か月から一年以上と、かなり個人差が出ます。手は良く使う部位なので、どうしてもある程度の刺激は仕方が無いことだからでしょう。
おへそのファーストピアス期間
おへそのファーストピアス期間は最短三ヶ月から半年程度を見込んでおきましょう。おへそは他の部位と比べて、比較的完成安定が遅いところです。
ファーストピアスの期間は最短どのくらい?まとめ
ファーストピアスの期間を最短にしたいなら、とにかくあせらず余裕をもってかまえましょう。急がば回れとはよく言ったものですね。
ファーストピアスの期間は最短で大体一ヶ月から3ヶ月程度。
個人の体質以外に、開けるときの環境、道具、アフターケアでも左右される。
時期的には夏場は避けたほうが吉。
ピアスホール完成の目安
- ピアスホールを開けて最低でも1ヶ月経った
- ピアスホールから出血や化膿、分泌物が無いか?
- ピアスホールを含め周辺に腫れが無いか?
- ピアスホールを含め周辺に痛みはないか?
- かゆみ
- 軽い力でピアスを回せるか?
- ピアスホールの内側が肌色になっているか?
- ピアスホールが乾燥しているか?
- ピアスホールの凹みができる
出来るだけ外さない、付け替えないことも大事。またピアスホールはゆっくり余裕を持って育てた方が、きれいで安定した仕上がりになる傾向があります。
ファーストピアス期間を我慢するには
ファーストピアスの期間はとにかくガマンですが、そのためにはとにかく先の予定の吟味計画的に考えて開ける事が大事です。ファーストピアスにはシンプルでお気に入りのものを選ぶと良いですね。
ファーストピアス期間は大変ですがなるべく最短で乗り切って、楽しくおしゃれしましょう!!がんばってくださいね!!
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