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どら焼きで賞味期限が長い物は防腐剤保存料たっぷりだから!?健康被害は?

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同じどら焼きでも商品によって賞味期限に違いがあるけど、コンビニのどら焼きとかは1ヶ月とか異様に長かったりしますよね。

私がよく食べるどら焼きの賞味期限はせいぜい2,3日と言ったところだし。

食べ物がいつまでも腐らないのはおかしい・・・

賞味期限が長いのは原材料に防腐剤保存料や添加物がたくさん使われているからなのか?だったら、食べるのって健康被害が怖いですよね?

ここでは、どら焼きで賞味期限の長いものと短い物の違いや、健康被害があるのか?が明確にわかりますよ。

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どら焼きで賞味期限が長いのは防腐剤保存料のせいではない

結論から言えば、近年のどら焼きで賞味期限が長いのは、大概は原材料に防腐剤保存料や添加物をたっぷり使っているからではないです。

なので、どら焼きの賞味期限が1ヶ月とか言っても防腐剤保存料や添加物による健康被害を気にすることはないですね。

脱酸素による細菌や酸化の抑制が理由

大概の場合で、どら焼きの賞味期限を長く保持出来ている理由は、脱酸素の力によるものです。脱酸素とは、包装内の酸素を排除すること。

よく小分けにされた包装のに、「食べられません」と書かれた子袋が一緒に入っていることがありますが、あれは大方「脱酸素剤」です。

脱酸素の効果

酸素を排除すると以下の効果があります。

好気性微生物や昆虫類の活動、生育を著しく阻害

好気性微生物とは、その活動に酸素を必要としている生物を指します。

こういった好気性微生物に脱酸素の効果はかなり大きく、カビの発生や好気性細菌(酸素が必要な細菌)の増殖抑制に効果が大きく、コクゾウムシなどと言った害虫達を、その卵を含めて死滅させることが出来るのです。

いわゆる食品が腐る原因とは、こういった好気性微生物による働きが起因していますが、脱酸素による効果で、腐食の要因を排除できるわけですね。

酸化の抑制

食品に問題が起きるのは、微生物による腐食ばかりではありません。

食品自体に含まれる油脂やビタミンは、酸素にさらされることで酸化を起こします。

酸化を起こすと、見た目が変色したり、味風味の悪い方向への変化を招きます。

つまり、腐ってなかったとしても、ただ置いておくだけで不味くなっていきます。

しかし、脱酸素することにより酸素がなければ、酸化を抑えることが出来るのは当然のこと。

どら焼きの賞味期限の長さは脱酸素でほぼ決まる

どら焼きに限らず、このように脱酸素するだけで、食品は長持ちします。どら焼きの賞味期限の長いものと短い物の違いは、この脱酸素剤が同梱されているかですね。

短い物にはまず入っていません。

私の大好きな、木村屋総本家のどら焼きには、脱酸素剤はないので、賞味期限は3日程度です。

主に衛生管理された工場の機械で大量生産されたものは、こういった脱酸素剤を一緒に封入されていることが多いですね。コンビニのどら焼きなどは、やっぱり賞味期限が長いです。

老舗の店頭販売など、手作り工程が多いものほど脱酸素剤を入れていないことが多いようです。

当然ですが、包装の気密性能も大事な要因になります。

驚異的な脱酸素の力!!

とは言え酸素がないだけでそんなに食べ物が持つものなのか?

持つんです!

それも驚異的なまでに!

レンジでチンして食べる、パックのご飯ってありますよね?

あれなんか賞味期限が半年以上とか普通にありますが、あれも保存料が入っているどころか、無添加です。

パックのご飯は、中の気体を窒素に置き換えることで脱酸素し、さらに脱酸素剤で徹底して僅かなさんそも排除しています。

ちなみに窒素は、普通に空気中にある気体で、人体には無害です。

そして気密性の高い丈夫なパック。

ここまで脱酸素を徹底することで、保存料無添加で長期的な賞味期限が実現できるわけです。

このように脱酸素の技術を使っているどら焼きは、体に悪そうな保存料や防腐剤を使っていないにもかかわらず、1ヶ月などと言った長い賞味期限を実現できているわけです。

保存料や防腐剤の健康被害を心配する必要は無さそうですね。

自分で手作りしたお菓子も脱酸素剤で長持ちする?

どら焼きで賞味期限の長い商品の理由を解説しましたが。

このことが分かったときに私が思ったのは、「自分で手作りしたお菓子も脱酸素剤で長持ちさせることが出来るのでは?」と言ったことでした。

脱酸素剤を一緒にしておけば、お手軽でいいなと怠け根性丸出しの発想ですが。

あまり期待は出来ないかも・・・現実は厳しい!

所詮は素人考え。

全くないよりはましですが、実際はあまり期待できないというのが現実のようです。

脱酸素は万能ではない

脱酸素に効果が期待できるのは、食品の酸化と、空気を必要とするカビや好気性微生物です。しかし微生物には酸素を必要としないものたちも多くいます。

例えば、猛毒で有名なボツリヌス菌は酸素がなくても活動できます。

脱酸素での賞味期限の長さは、こういった酸素を必要としない微生物などをあらかじめ排除していることが前提。

厳しく管理された工場でなければ、いくら脱酸素剤が入ったどら焼きでも、1ヶ月と言った賞味期限の長さは謳えないことでしょう。

あなたの家にボツリヌス菌がいるとは言わないですが、その他の雑菌をシャットアウトするのは非常に困難なことは想像できます。

同じく手作り工程の多いどら焼きに、脱酸素剤があまり使われてなく、賞味期限が短いのもうなづけます。

過信しないようにしましょう。

まとめ

どら焼きで賞味期限の長いものは防腐剤や保存料等の添加物が入っている訳ではないことが分かりました。今回の要点は、賞味期限の長いものは大概脱酸素剤のを使っているから、健康被害は特に気にしなくても大丈夫と言うこと。

まあ、どら焼きの食べすぎで体を壊すことはあるかもしれませんが。

また、驚異的な賞味期限の長さを実現している脱酸素剤も、家庭で使う分にはそれほどその効果を発揮できないので注意しましょう。

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